GENKINGは「いいね!」欲しさに1000万円のローン…ネットショッピングで身近になった「買い物依存」とは | NewsCafe

GENKINGは「いいね!」欲しさに1000万円のローン…ネットショッピングで身近になった「買い物依存」とは

「自分へのご褒美」「ストレス発散」「限定品だから」、そんな風に自分に言い聞かせながら、つい買い物をしてしまった経験はないだろうか。 そんな買い物を続けた結果、「買い物依存」になって借金を抱えるなど、気づいた時には取り返しがつかない事態に陥ってしまう人も…

社会 AbemaTIMES/経済・IT
GENKINGは「いいね!」欲しさに1000万円のローン…ネットショッピングで身近になった「買い物依存」とは
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 「自分へのご褒美」「ストレス発散」「限定品だから」、そんな風に自分に言い聞かせながら、つい買い物をしてしまった経験はないだろうか。


 そんな買い物を続けた結果、「買い物依存」になって借金を抱えるなど、気づいた時には取り返しがつかない事態に陥ってしまう人もいるという。しかもネットショッピングが普及した今、買い物依存はより身近な問題になっているのだ。


 実際、ネットショッピングを利用する人数もクレジットカードの利用率も年々上昇しており、世帯あたりのネットショッピング平均利用額は、2009年には2万1729円だったのが、2018年には3万2056円になっている。

 また、カードを持っていない若い世代でも利用可能な、支払いを後回しにできる"ツケ払い"も人気を呼んでいる、利用額の上限は決まっているものの、クレジットカードよりも審査は簡単だという。街で話を聞いてみると、「ツケ払いでヤバいことになりかけたことがあった。催促のハガキが来た」。「1回だけ使ったことがある。お金が間に合わない時だったけど、"やばい!欲しい"って掻き立てて」という若い人たちもいた。


■GENKING「"かわいいね"と言われるために投資してしまった」

 タレントのGENKINGも、SNSで「いいね!」をもらうために買い物を繰り返し、1000万円以上のローンを背負った経験を持つ。

 「ファッションや美容が好きだったのでInstagramなどに写真をシェアし始めたところ、だんだん"いいね!"が付くようになって、ファッションパーティに呼ばれるようになって、そうするとラグジュアリーなハイブランドからパーティに呼ばれたたりとか。そうすると、そのブランドを持っていなかったり身につけていなかったりすると呼ばれないと感じて、買い始めて癖になった。一度クレジットカードを登録しちゃうと決済ページまですぐいけちゃうので、買っている感じがしない。めちゃめちゃポチポチしていた。で、家に帰ったら宅配ボックスにモノが届いていて、翌日それを着た。そして写真をアップして、また呼ばれて撮影して。ファッションは毎月新作が出るし、すぐに欲しくなる。でも、載せたら2回目、3回目は着ないので、売ってまた買うみたいな。芸能人になりたい、絶対になるんだということで投資していった。その時はまだ女の子じゃなかったから、そういうストレスもあった。SNSだとかっこよく演じられるし、別人になれる。知らない人とかから"かわいいね"と言われるために投資してしまう。ある程度まで使っちゃうと、もうリボ払いでずっと常に払っていくから、限度額が貯金額。麻痺してくる。支払いが遅れたことがないので、限度額もどんどん上がっちゃう。そうするとカードがまた作れちゃうし、カードのランクを上げたいから"あと50万円買ったらこの上がる"と買ってしまった」。

 GENKINGが買っていった品々を見てみると、シャネルの時計・約180万円、ロレックスの時計とクロムハーツのブレスレット・約210万円、エルメスのバーキンにクロムハーツ・約200万円、カルティエのブレスレット・計約400万円、iPhone純金カスタム・約100万円など、非常に高価なものばかりだ。「私は成功例というか、運が良かった。借金もしたけど、1年後には芸能界に入れたので、1年で返せた」。

 さらにGENKINGは片道だけビジネスクラスで移動したり、海外で1泊だけ高級ホテルに泊まったりするなど、「いいね!」欲しさに様々なことを「ブランディング」としてやっていったという。


■医師「自覚することが難しい」

 現在、買い物依存による借金に悩む女性の相談を受け付けているファイナンシャルカウンセラーの西村優里さんも、かつては借金500万円を背負ったことがある。西村さんは「買い物は日常のもので、お金を使わないという人はほとんどいないと思う。その延長戦上で買い物の頻度が多くなったり、金額が大きくなるのが、いわゆる"買い物依存"。GENKINGさんの場合、それとは少し違う感じはする」とした上で、「私の場合、どちらかというとリアルの店舗で店員さんにチヤホヤされたいとか、試着して"似合う!"みたいな体験を通して自分が承認されるのがポイントだった」と振り返る。

 多くの依存症患者を診てきた牧野クリニックの牧野真理子医師(心療内科)が警鐘を鳴らすのが、ネットでの"プチ買い物依存"だ。「"買い物をたくさんし過ぎてしまって"と悩んで相談に来る人はほとんどいない。過度なアルコール摂取、薬物使用とは違い、買い物は通常行動。周りから変に思われることも少なく、自覚することが難しいので、何度か外来でお会いしているうちに、毎回カバンが違う人とか、ちょっと違うお化粧をしているとか、そういうところで気が付くケースが多い」。

 また、買い物依存になりやすい人の例として牧野医師は「幼少期に褒められたことがない」「『私はここにいていいのか』と感じることがある」などの「承認欲求が満たされていない人」を挙げた。


■毎日ネットショッピングで購入、届いた商品は開封せず放置…

 会社員のカナさんも、そんなプチ買い物依存に悩む当事者の一人だ。寝るとき以外がスマホをほぼ手放さず、常にオンラインショップのサイトを閲覧していたという。「最初はフォローしている好きなブランドの"残り何点ですよ"とか"あと何時間でセールが終わりますよ"というのを見て、買わなきゃって焦る気持ちから買うようになった。一番ひどい時は仕事中にも見てた。気になって仕事どころじゃないくらい。ツケ払いもガンガン利用した。MAX(約5万円)まで使ってた時もあった」。

 毎日のように届く荷物の山。しかし一度届いてしまうと、商品には興味がなく、開封しないまま放置していたという。「お金を使っているという感覚もなかった。カードなので現金は減っていかないし」。気づいた時には借金が400万にまで膨れあがったが、「何とかすればまだいけるんじゃないかとは思っていた。どこかに借りればまだ何とかなると」と楽観視。カードの支払いのためにキャッシングで金を借りる自転車操業状態に。結局、どこからも借りることができなくなったカナさんは今年1月に債務整理を行い、現在はネットショップを見ないようにしているというが、給料が入るとまた買い物をしてしまうのではないかと不安に駆られるという。


■買い物依存の可能性がわかる?チェックリスト

 牧野医師は、買い物依存をチェックする項目として「(1)買い物すると気分がすっきりして嫌なことを忘れられる」「(2)商品の全ての種類・タイプをそろえたい欲求にかられる」「(3)お店の人にチヤホヤされると、特別扱いされているようでいい気分になって買ってしまう」「(4)お金の手持ちがなくても、カードや借金してまでも買ってしまう」「(5)どんどん高額なものを買いたくなる」「(6)買い物をやめようとするとイライラする」「(7)買ったものを捨てられず、片付けられず、部屋や家の中が買ったもので溢れている」「(8)買い物したいがために家族や友人にうそをつく」「(9)買い物をした後に、罪悪感、不安感におそわれる」「(10)買ったもので普段使っていないと感じるものがたくさんある」といった点を挙げる。

 また、買い物依存の人は、どうすれば抜け出せるのだろうか。牧野医師は「承認欲求を満たすために"物"に頼るのではなく、自分の中でいいところを見つけることだ」と話す。例えば「朝ちゃんと起きられた」「時間通り行動できた」など、当たり前のことに「いいね!」を自分で自分にあげることなどだと話していた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)


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《AbemaTIMES》

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