よく使った言葉1位は…小中学生の流行ランキング2024

　ニフティは、同社が運営する子供向けサイト「ニフティキッズ」において、「2024年小中学生の流行ランキング」に関するアンケート調査を実施し、2024年11月28日にその結果を公開した。流行語部門では、人気YouTuberの一言が元ネタである「厳しいって」が1位に選ばれた。

　調査は小中学生を対象に、2024年によく使った言葉やよく耳にした曲について行われ、3,187人から回答を得た。2024年9月24日から10月28日にかけてインターネット上で実施され、ニフティキッズの訪問者を対象に行われた。調査項目には、流行語や音楽、ドラマ、映画などが含まれている。

　流行語部門では、「厳しいって」が1位となり、続いて「ハッピーハッピーハッピー」や「〇〇界隈」が上位にランクインした。これらの言葉は、YouTuberやSNSで話題となった動画から生まれたものであることがわかる。また、音楽部門では、こっちのけんとの「はいよろこんで」が1位を獲得し、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」やMrs. GREEN APPLEの「ライラック」も上位に入った。

　ドラマ部門では、「海のはじまり」がもっとも人気を集めたが、全体の約3割が「ドラマを見ていない」と回答した。映画部門では、小学生が「劇場版すとぷりはじまりの物語～Strawberry School Festival!!!～」、中学生が「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」を1位に選んだが、こちらも約2割が「映画を見ていない」と回答している。

　調査結果からは、子供たちがYouTuberやSNSを通じて新しい言葉や音楽に触れていることがわかる。また、ドラマや映画の視聴が少ない背景には、時間や金銭的な制約があると考えられる。ニフティキッズは、子供たちの興味を引き続き追いかけ、彼らの文化を理解するための情報を提供していく。