
40代50代になり、「太りやすくなった」「以前と同じダイエットをしてもやせづらくなった」と恐らく十人中十人が悩んでいるのではないでしょうか?半分あきらめモードで考えること自体をやめている方もいるかもしれません。
ー1日の中のたった「3秒」をつかって、その悩みが解決するとしても、あなたは何もやりませんか?
にわかに信じがたいその方法を伝授している書籍
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▶「3秒で効果がある」納得の理由
なぜ3秒の筋トレが効果があるのか。それは「眠っている筋肉を呼び覚ます」ことができるから
3秒筋トレの効果は、たった3秒で体の奥に眠っている筋肉を目覚めるさせられることです。
「運動不足で筋力が衰えたとしても日常生活を送っていれば、筋肉自体がなくなるわけではありません。筋肉はただ体の奥で眠っている状態なだけ。この眠っている筋肉を呼び起こすのが3秒筋トレです。筋肉は脳からの指示を運動神経に伝えることでコントロールされています。運動不足の場合、この脳→神経→筋肉への伝達が途切れて、指令が届かないため筋肉が使われずに眠ったままになるのです。この伝達をスムーズにして、筋肉の機能を向上させるのが3秒筋トレ。これまでの研究から、だいたい2~3週間で今ある筋肉の機能が向上し、2~3カ月続ければ新たに筋肉がついてきます」
実際に中村先生が考案した「3秒筋トレ」をわずか10週間行った60代の女性は、下肢の筋力が29%も増加し、家事が楽にできるようになったといいます。
「運動を始めると2~3週間で眠っていた筋肉が目覚めてよく動かせるようになり、2~3カ月後には筋肉が増えて代謝が上がります。筋トレを始めれば何歳になってもつくのが筋肉です。きつい筋トレをしなくても、今回私が紹介するたった3秒の筋トレでも筋肉がついて、数カ月後には見た目にも、生活の中でも体に変化を感じられると思います」(中村先生)
▶筋肉が落ちるとリスクが上がる病気は
筋肉が落ちると太りやすくなるだけじゃない! 生活習慣病のリスクも上がる
では、筋肉が落ちるままに放っておくとどうなってしまうのでしょう?
「筋肉が落ちると基礎代謝が落ちて、一日の消費カロリーが減るため、ますます太りやすい体になります。さらに体内に無駄な脂肪がたまりすぎると、血圧や血糖値が上がり、悪玉コレステロールも上昇。メタボや高血圧、糖尿病などの生活習慣病のリスクが上がります」(中村先生)
引き締まったボディラインになるだけでなく、生活習慣病の予防対策になるのが筋肉を貯筋できる筋トレなのです。実際に体験した方の比較データを見ると、
「普段は運動習慣のなかった60~80代の方々も、わずか10週間で、筋肉量(筋肉の厚み)や下肢筋力、歩くスピード、握力までアップ。血圧も下がるという結果が得られています」
と驚きの効果が得られました。
▶大丈夫?筋力衰え度チェック
よくつまずく人は要注意! 筋力衰え度チェックテスト
実際に「3秒筋トレ」を始める前に、自分の筋力がどれくらい落ちているのかチェックしてみましょう。下記に当てはまる項目に印をつけてください。1つでも思いあたる人は、筋力が衰えている可能性があります。
□自宅のカーペットの縁や廊下の段差などでつまずきそうになる
□反動をつけないと、寝床から起き上がれないし
□一度しゃがんだら、なかなか立ち上がれない
□かかとをつけたまま、しゃがむことができない
□椅子から、片脚で立ち上がれない
□片脚で30秒以上立っていられない
当てはまった方は、次回、紹介する「3秒筋トレ」で筋肉をつけて、疲れにくく、見た目に引き締まったボディラインを手に入れましょう。
▶▶たちまち7刷!あの「ニューヨークタイムズ」でも紹介され、テレビ朝日系「林修の今知りたいでしょ」出演で話題沸騰!

お話を伺った先生
理学療法士
中村雅俊先生

西九州大学リハビリテーション学部 准教授。「3秒筋トレ」に関する論文が「ニューヨーク・タイムズ誌」に取り上げられ、数々のメディアで話題に。現在は研究や論文執筆の傍、リハビリのプロとして一般の方々のケアにもあたる。著書に「たった3秒筋トレ 世界最短時間で10歳若返る」(講談社)がある。



