本作は、ひとつのストーリーを多彩なアニメーションのスタイルで描くという大胆なオリジナリティに、「日本公開はムリすぎる!」と言われながらも、コアな映画ファンに愛された話題の傑作。
2組の男女を通じて、愛の複雑さが描かれる本作。「一つの出来事に対して複数の人間が異なる、あるいは矛盾する見解を述べる現象」といわれる羅生門効果が、次々タッチが変わるアニメーションで表現され、愛の複雑さを表現。
また監督のトマス・ピチャルド=エスパイヤは、「同じ瞬間を体験しても、人によってまったく違って記憶される。黒澤明監督の『羅生門』(1950)の考え方はとても面白いですし、刺激を受けました」と黒澤明監督への尊敬を告白している。今回公開された予告編では、羅生門効果のエッセンスを多彩なアニメーション映像で伝え、海外版予告編の緻密な音響設計や音楽構成、カリブ海の国ドミニカ共和国ならではの色彩で再現している。
『オリビアと雲』は2026年1月24日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。



