スマホアプリで「サンタ追跡」…NORAD特設サイト公開
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NORADは米国とカナダにより、北米の航空宇宙警告、航空宇宙コントロール、海上警告を通じて母国を守る北米航空宇宙防衛司令部。米軍がなぜ毎年サンタを追跡するのか。
サンタクロースの追跡については1955年、子供がサンタに電話をかけようして、誤ってNORADの前身であるCONAD(中央防衛航空軍基地)のオペレーション室にかけたことがきっかけとなった。当時のCONADオペレーション室の責任者ハリー・ショップ大佐は、子供の間違い電話に対し「サンタが北極から南に向かっていないか」部下にレーダーをチェックするよう指示。このサンタ追跡は伝統として引き継がれ、2025年で70年目を迎えた。
NORADによるとサンタは通常、太平洋上の日付変更線からスタートして西向きに移動するため、南太平洋からニュージーランド、オーストラリア、日本に向かって一気に北上するのではないかと言われている。しかし、飛行経路は天候に左右され予測がつかないため、NORADはサンタの出発を助ける妖精スタッフと連絡を取り、出発時刻を確認するが「私たちにできることは追跡することだけ」としている。
サンタの追跡は、クリスマスイブの12月24日午後6時よりスタートする。特設サイトでは、サンタの追跡のカウントダウンが始まっているほか、毎日新しいゲームで遊べる「ゲームセンター」、サンタやサンタの魔法のそり、クリスマスの伝統について学ぶ「図書館」、サンタグッズやNORADグッズが購入できる「ギフトショップ」などを掲載している。
特設サイトのほか、モバイルアプリにて移動中のサンタを追跡できる。
《宮内みりる》
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