「いつでもやめていただいて結構」新入りを煽る教習生に、先輩が放った言葉にシビれた！【しゃこうっち。 #24】

どうにか決まった転職先は、九州北部の田舎にある小さな「自動車学校」だった。
東京での仕事をクビになった坂越真直は、地元・大分県西部の玖瑠町へUターンすることに。
母と姉の強い圧を受けながらようやく見つけた仕事は、地域に一ヵ所しかない、かつて自分も通った自動車教習所での一般職だった。
ところがそこで、当時「最悪の印象」だった指導員・和達と再会してしまう。
しかも、一年以内に指導員の国家資格を取らなければ再び無職に――!?
軽い気持ちで選んだ転職先で、自然と動物、そしてクセの強い同僚たちに囲まれながら成長していく新入社員・真直が目指す道とは――。

※本記事は田川ミの書籍『しゃこうっち。』から一部抜粋・編集しました。