第2回ワールドベースボールクラシック(WBC)の決勝、日本-韓国が23日、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われ、今大会5度目となった世紀の一戦は5-3で日本が勝利した。試合は3回、小笠原のタイムリーヒットで日本が先制。5回に韓国の秋信守がセンターへソロホームランを放ち同点とされるも、7回に中島のタイムリーで2-1と逆転に成功。8回には岩村の犠牲フライでさらに1点を追加した。投げては先発の岩隈が3回まで3連続の3者凡退と完璧なピッチング。8回に韓国に1点差に詰め寄られるも、2番手杉内がピンチをしのいだ。9回、3-2のリードでダルビッシュがマウンドへ。2つの四球でピンチを迎えると、6番李机浩にタイムリーヒットを浴びまさかの同点に…。延長10回表、2死一、三塁からイチローがセンター前へ強烈な当たり。走者2人が生還し5-3と逆転した。10回裏、最後はダルビッシュが三振でしめて見事にWBC2連覇を達成した。