あまりにヒドイ、伊首相の放言・失言
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実業家で成功したのちに政治家へ転身、名門サッカーチーム・ACミランのオーナーを歴任するなど華やかな経歴の持ち主だ。奔放な人柄でカリスマ性を持つが、放言・失言が物議を醸すことも少なくない。きょうはその一部をご紹介する。
・2008年11月6日、バラク・オバマがアメリカ大統領選に勝利した話題に触れ「オバマは若く、ハンサムで、そして日焼けしている」と発言し人種差別と批判をうける。
・翌2009年9月27日、「何て名前だっけ? あの日焼けした男。ああ、バラク・オバマだ」
・女性が過半数を占めるスペインの内閣を見て「ピンク色すぎる」「イタリア国内にはこんなに優秀な女性はいない」
・怒っている薄毛の記者に「あなたがなぜそんなに怒っているのかわかるよ。毎朝、鏡の前で髪の毛をとかすと、1日が憂うつになるんでしょう」
・「美しい少女を好きなのは同性愛者であるよりましだ」
・「若い女性に目がないことを詫びる必要もない」
・「投票日までセックスをしない」
・「毛沢東時代の中国は赤ん坊を茹でていた」
・対立候補の支持者に対し「キンタマ野郎がこんなにいるなんて考えられない!」
・かつてナンパしたのことのある女性議員を起用。この女性はミスイタリアにも入賞した美女で、1年前に熱心に口説き、公の場で謝罪させられたこともあった。
・被災地で救助活動をしていた女性医師に「あなたからの蘇生処置は大歓迎」
・国内でレイプが多発しているという問題に対して「イタリアには可愛らしい女の子がたくさんいるから、レイプをなくすことは無理だ。」
・イタリア中部地震発生の際、家をなくした人々の被災者キャンプを見て「毎日キャンプで暮らせるから、楽しいんじゃないかな」と発言、怒りを買う
このように日本では考えられないほどの放言・失言を繰り返しているが、"奔放なキャラ"として人気が高いようである。政治家としては、失業率の改善や経済回復など、戦後最長の任期を誇っているが「独裁的である」という批判も寄せられている。今後、政治家としてどのような手腕をふるうのか、見守りたい。
《NewsCafe》