センバツ開幕 阪神淡路大震災の年に生まれた球児たち
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東日本大震災で甚大な被害を受けた東北高校(宮城)など、被災地の高校を含む32校が出場、開会式の冒頭、震災の犠牲者に黙祷(もくとう)がささげられた。
開会式はナイターを避ける節電対策のため、試合開始時間を繰り上げたことから場内一周する入場行進などはとりやめられ、簡素化して行われた。
選手宣誓は創志学園・野山主将がつとめた。
「私たちは16年前、阪神淡路大震災の年に生まれました。
今、東日本大震災で多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。
被災地ではすべての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。
人は仲間に支えられることで大きな困難を乗り越えることができると信じています。
私たちに今できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。
がんばろう、日本。
生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います」
「がんばろう!日本」をセンバツ大会のスローガンにかかげ、高校球児たちの熱い戦いがはじまる。
《NewsCafe》