震災で力を発揮した「Radiko」、4月12日から通常運用
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そこで見直されたのがラジオである。ラジオは音声だけで情報が伝えられるため、そのインパクトは弱く「温かみを感じる」という意見も多かったようだ。それと同時に2010年3月15日から始まったIP通信を利用して地上波のラジオと同じ内容がインターネットで聴けるサービス「Radiko」が注目された。
「Radiko」は本来は高層建築物や雑音源増加により受信環境が悪化していた都市部での「難聴取の解消」と、若年層のラジオ離れに対して「ラジオ聴取機会の拡大」を目的に開始されたサービスである。
今回の東日本大震災での被災地区および被災者への情報入手経路確保を目的としてエリア制限を解除し、日本全国どこにいてもパソコン、スマートフォン等からの視聴を可能とした。しかしこの緊急対応は4月11日まで。あくまでも「期間限定の特別案件」としての緊急対応のため4月12日からはエリア制限が復活する。
残念ではあるが現在このサービスは試験的に実施されており、3月からは中京地区へも拡大され、今後も福岡、北海道の拡大を予定しているという。
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