勢いを失った自動車業界…「改めて日本車の魅力って?」
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NewsCafeでは10月11日に「アナタが考える"日本車の魅力"とは?」というアンケートを実施。調査結果を振り返ると共に、世界市場での競争力を失いつつある自動車業界の復活への道を改めて考えよう。
※回答件数…4335件
【1位】事故・故障・不具合が発生しにくい安心性(56.91%)
■欧米の車に乗っていた同僚達は、部品調達、部品価格、故障の多さに辟易して国産車に乗り換えた。 国産車の私は、そんな不具合を感じたことが無い。 [男性/30代/専門職]
■無駄が少なく、合理的に作られている。只、優等生すぎる。無駄、不便でも楽しい車をつくって欲しい。 [男性/30代/会社員]
■何と言ってもメードインジャパン!しかし最近の自動車産業の海外シフト。残念であります。日本のクオリティーは世界に誇れる。何とか頑張っていきたい。 [男性/40代/その他]
■日本製が信頼されるのは、技術の高さと、人の真面目さ、それによって生まれる安全性かなと思うのですが。 [女性/30代/その他]
■外車はとにかく部品代が高い。ボルト1本何千円+工賃も結構高いし、故障が多い。ボルト3本取り替えて3万円近かったことがある。 ナビも気づいたら海の上を走っていて、何度修理しても結局なおらなかった。 [女性/40代/専門職]
【2位】環境、燃料に対する技術戦略(16.33%)
■GMCとTOYOTAのエンジンは変わらないのに、燃費がTOYOTAの方が断然安いのは何故か。それは日本の高い技術によるタイヤ開発で摩擦係数が驚くほど小さかったからです。 [男性/10代/学生]
■リッター30キロは当たり前、エンジンストップなど。やはり、良いですよね~♪経済的余裕があれば欲しいです。 [女性/30代/フリーター]
■リダクションギア素晴らしい日本の技術力です。アクアも楽しみです [男性/40代/その他]
■安全性はヨーロッパ車にかなわない。高級感もデザインも残念。日本で日本車を乗るメリットは何時でも何処でも修理整備が出来る。維持費が高い為、車離れが止まらない。低燃費で軽の流れは当然。良い車が出来てきたと思う。 [女性/30代/会社員]
■燃料でいう燃費だが国内外を問わず低燃費に秀でる処かと思う。環境保全対策は欧州でも国産同様高水準な技術面もあり侮れない。他に故障しにくい動力系統においては世界一という嬉しさがある。 [男性/40代/その他]
【3位】エアバッグやESP含め安全装備の充実(12.87%)
■安全性の追求は日本がいちばんだと思います。部品が手に入れやすいのも理由です。 [女性/30代/公務員]
■やっぱり安全第一! [女性/30代/主婦]
■今年の春事故られて実感しました。頑丈な車が一番です! [女性/30代/会社員]
【4位】低価格(2.54%)
■最近の日本車は価格でしか外国車に対して優位性を見いだせない。デザインも年々劣化しているような気がする。 [男性/20代/会社員]
■現実的に外車と比べれば価格もメンテナンス代も安いから。外車はメンテナンスの技術料が高い気がする。 [男性/30代/会社員]
■実際これしかないと思う。同クラス・同排気量の車だとデザインや安定性は欧州車の足元にも及ばない。同じ価格なら外車を選ぶ。 [男性/40代/会社員]
【5位】外装・内装などのデザイン(2.49%)
■R32が大好きだから。外観だけじゃなく、走りも好き。 [女性/30代/主婦]
6位以下は【高速での安定感や力強いエンジン】【販売地域の特性に合わせた製品開発】【高級車路線など自社ブランドの強化】といった結果に。
市場での競争力が"価格面"で大きく失われているとすれば、価格競争には安易に乗らずに異なるポジションから日本車を売るという戦略作りがカギとなりそうだ。新たな視点で世界に向けた製品作りを行う…困難な道のりではあるが、必ず近い未来にふたたび「世界で強い日本自動車企業」が咲き返るはずだ。
《Newscafeアンケート》