「子どもは絶対私立!」独身アラサー女子の強いこだわり
恋愛
ニュース
彼女は、とにかく将来わが子を有名私立に入れたいのだとか。東京で言えば開成や麻布といった偏差値の高い中高一貫の男子校に通わせるのが、彼女の夢なのだそうです。
お父さんやお兄さんがそうした学校を卒業している彼女のブランド校崇拝は徐々にエスカレート。最近では、お母さんたちに交じっていろんな学校の入試説明会に出向いたり、体育祭や文化祭を訪れたりして、まだ見ぬわが子のスクールライフを妄想しています(繰り返しますが、彼女は子どもどころか、まだバリバリ独身で、彼氏もいないのです)。
仮に結婚相手が公立出身だったりすると「え~? そこまでしなくてもいいよ。俺だって普通に大学入れたし」などと言い出しかねない(彼女曰く)のでNG。どれだけ優しくて頭がよくて素敵な男性でも、教育方針が違ってしまっては、彼女にとっては意味がないのです。
ですから周りに「私立出身のいい人いない?」と聞いて回っては、熱心に出会い活動を重ねています。
一般に、婚活において「自分にとっての幸せ」が具体的にイメージできているのはいいこと。
ぼんやりとピンク色の生活をイメージして「いつか出会えるといいな」と思っている女性と、はっきりとしたゴールに向けて爆走する女性とでは、いざというときの気迫に差が出ます。
ですが惜しむらくは、彼女の場合その幸せイメージに「相手」が不在なこと。女性よりもロマンチストな男性たちが、自分自身ではなくその先の子どもにだけ関心がある女性と、うまく恋に落ちれるかどうか不安が残ります。
(もちろんそれ以外にも、結婚できたとしてうまく妊娠できるのか、もし女の子が産まれたらどうするのか、など心配は尽きませんが……)
あまりにも夢(というか事業計画)がはっきりしている彼女の場合、それを共有できる相手(というか共同経営者)と恋愛抜きの結婚をしたほうがよさそう。「子どもは絶対私立!」という強いこだわりを持つ男性とめぐりあえることを祈るばかりです。
[ライター 五百田達成/「恋と仕事のキャリアカフェ」主宰、オトナ女子の恋愛・結婚・仕事の悩み相談を受ける恋愛カウンセラー。詳細はオフィシャルブログまで(http://ameblo.jp/iota-s/)]
《NewsCafeコラム》