スマトラ沖、メキシコで大地震国内で緊張走る

11日午後にスマトラ島沖でマグニチュード(M)8.6の地震が発生。沿岸では高さ1メートル余りの津波が観測されました。アメリカの太平洋津波警報センターは、大きな津波の可能性はなくなったとして、インド洋沿岸の国々に出していた津波への警戒の呼びかけをすべて解除。今回の地震は2004年のスマトラ沖地震(M9.1)の震源地の海溝をはさむ反対側で起きており、専門家は広い意味での誘発地震とみています。

また、12日にはメキシコ中西部でマグニチュード(M)6.5の地震が発生。震源地付近で目立った被害は報告されていませんが、震源から離れた首都メキシコ市では高層ビルなどで揺れを感じ、一時避難した人もいたようです。

昨年、東日本大震災の20日前にニュージーランド地震が発生しただけに国内でも緊張が走っています。万が一に備え、気を緩めないようにすることが大切です。