できちゃった離婚ふたたび…日本も一夫多妻制に!?
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身の回りの友人からも「私もそういう人、知ってる」という声が多数。
たとえば、「夫に内緒で浮気相手の子どもを身ごもり出産。1年以上育ててから夫には真実を明かさぬまま離婚→浮気相手と再婚」というケースも聞きました。まさに「できちゃった離婚」ならぬ「育っちゃった離婚」です。
さらには、夫婦にはすでに子どもがいるのに、そこへ加えて新たに子どもができて離婚というケースもあるそうです。
現在、恋愛や結婚に悩む女性たちが究極的な結論として行きつきがちなのが「日本も一夫多妻制になるべき!」というものです。
「ひとりの男性が数人の女性と結婚してそれぞれ家庭を持つ」という一夫多妻制は、イスラム社会で認められている制度。
「いい男はみんな結婚してしまっている」という状況に、「変な人とつきあうぐらいなら、2番目で構わない」「結婚は要らないから、子どもだけは欲しい」とうそぶく女性たちにとって、強い男性と家庭を作れるのは魅力(たとえ夫を独占できないとしても)。
実際の一夫多妻制には、夫は妻をきちんと養う義務があったり、それぞれの妻のあいだに差をつけてはいけなかったりと細かな縛りがあるのですが、一部の女性たちにとってはいわば切実な妄想。
もちろん、今の日本は一夫一妻制なので現実は厳しく立ちはだかりますし、仮に一夫多妻制になったからといって、彼女たちがみごと、強い男性から選ばれるかどうかも別の話です(それよりはタフネスを身につけ、使い勝手のいい男性を見つけたほうが現実的でしょう)。
ともあれ、夫婦別姓がかなわわないなど、戸籍に基づく法律婚が主流の日本の結婚制度そのものが、いま、曲がり角を迎えているのかもしれないなあ、と考えさせられるトレンドです。
[ライター 五百田達成/「恋と仕事のキャリアカフェ」主宰、オトナ女子の恋愛・結婚・仕事の悩み相談を受ける恋愛カウンセラー。TBSバラエティ番組「私の何がイケないの?」にも出演。詳細はオフィシャルブログ(http://ameblo.jp/iota-s/)まで]
[photo by:aranyember]
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