アメトーーク!「嫁を大事にしてる芸人」を考える
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誰にとっても身近なテーマを面白おかしく料理する演出はさすが。安心して見ていられるコンテンツで、「家電芸人」のように定番化するといいのにな、と思っています。
僕自身「日本愛妻家協会」という団体と懇意にしていますが、そもそも日本の既婚者男性はのろけなさすぎ。「うちの奥さんは日本一」「かわいくてきれいで大好き」と胸を張れる男性が増えるといいですね。
さて、この番組を見ている女性の感想の多くは「いいなあ、私も、こんなふうに愛されたい~」というものかもしれませんが、それは逆です!
むしろ、こういう風に愛してくれるような男性を選ぶべきであり、こういう男性をいいと思えるような感性を磨くべき。
というのも「嫁を大事にしている芸人」として登場するメンバーは、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、原西孝幸(FUJIWARA)、塙宣之(ナイツ)、佐藤哲夫(パンクブーブー)、富澤たけし(サンドウィッチマン)、ノブ(千鳥)といった面々。いかがでしょう? いわゆるパリッとした男前の肉食男子イメージからはほど遠くありませんか。
勢いがあって、売れてて、ルックスもよくてではなく、のんびりしていて、マイペースの、じゃがいもっぽいルックスの彼ら。しかも、職業は明日も分からぬ芸人稼業。「経済的安定」なんて考えたら決して結婚できない相手です。
それでも、「この人といるとなんか楽しそう」と思えるかどうか、「生活はなんとかなるんじゃないの?」と思えるかどうか。彼らを選んだ(選ばれた)奥さんたちは、きっとそのようなタフで明るい人たちなことでしょう。
みなさんは、彼らのような男性をどう思いますか。
男として、夫として見れますか。
「いい人そうだけど…」と敬遠してしまってはいませんか。
あなたのことを照れずに自慢してくれるような、温かいパートナーと出会えることを祈ってます。
[ライター 五百田達成/「恋と仕事のキャリアカフェ」主宰、オトナ女子の恋愛・結婚・仕事の悩み相談を受ける恋愛カウンセラー。TBSバラエティ番組「私の何がイケないの?」にも出演。詳細はオフィシャルブログ(http://ameblo.jp/iota-s/)まで]
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