WBC監督内定の山本氏に世間は…
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そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「WBC監督に山本浩二。これってアリ?」という調査を実施。結果と共にさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…35.7%】
■誰がなっても勝てば褒めて負ければ批判するだけ。黙って応援しろと言いたいね。
■現役監督は大変だから。誰がやっても叩かれるし。
■やる気のある方なら、誰でもいい。
■イチローに選手兼任監督でやらせたら?誰でもいいんですけど…。
■惨敗したら星野の二の舞。それでも星野は偉そうな事を言ってたよね…。
■頑張るのは結局、選手でしょ?
【ナシ…64.3%】
■なんか違うなぁ。野村監督とかダメ?
■うーん、ピンとこない!
■彼なら3連覇は無理でしょう。
■元広島ファンだけど昔の人ですよ。世界には通用しないと思う。
■北京五輪の印象がよくない。北京の仲良し3人組、星野、田淵、山本はもう結構です。
■カープで10年も無能ぶりを見てきたファンにとっては複雑…。
■落合はなぜ選択肢に無いの?日本一経験の監督でもないのに短期決戦で勝てる?
■野村監督が妥当。選手も勉強になるし。
【ナシ派】が7割近くを占める結果に。その意見を見てみると、「北京五輪の印象がよくない」、「カープで10年も無能ぶりを見せてしまった」という声があった。広島監督時代の山本はチームを率いた計10年間で優勝はたったの1回で、Bクラスは7度もあった。さらに4位惨敗でメダルを逃して袋叩きにあった2008年北京五輪では「星野ジャパン」の守備走塁コーチを務めた。厳しい言われ方だが"戦犯"のひとりに名前が挙がり、WBC3連覇の期待もかすむというものだ。【ナシ派】のそのほかの意見に、「野村監督」を挙げる人が多かった。かつて野村はテレビ番組に出演して、仮に自分がWBC監督を務めるとしたら、と断った上で野球ファンでなくても面白いと思える、驚きの自分が起用したい選手の構想を口にした。チームの骨格ともいうべき「エースと4番打者」について、注目すべき発言をしている。エースはダルビッシュを軸に「(日本の現役なら)マーくん(楽天・田中将大)がいい」と語った。さらに、チームの最大のセールスポイントとなる「4番を誰に任せるか」という質問には「やっぱり松井(秀喜=元メジャーリーグ、レイズ)でしょ」と即答している。「知将」で名を鳴らした野村監督なら、彼の実績と注目度の高さで実現できたかもしれない、豪華な顔ぶれだ。一方、【アリ派】のメインの意見は、「誰がやっても負ければ批判する」、「やる気がある人なら誰でもいい」など、多少あきらめムードだった。
混迷を極めた代表監督問題。決着はしたが「山本ジャパン」の前途には問題が山積みのようだ。
[文・羽生弘]
《NewsCafeアリナシ》