「その歌を聞くと思い出のシーンがよみがえる」…アナタは?
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そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「忘れられない歌がある。これってアリ?」という調査を実施。結果と共にさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…86.2%】
■歌って不思議なもので その時のシーンが頭の中に浮かぶ。
■この一曲、ではなくて何かにつけて思い浮かぶ曲がいくつかある。
■あまりメジャーじゃないけどオフコースの「生まれ来る子供たちのために」。
■好きな歌は忘れないですよ。
■好きだった人と聴いた歌は忘れられないし、楽しかった時期も…。
■「ラブストーリーは突然に」はイントロの時点で既にジーンと来る。…今思い出してもヤバイ…。
■シューベルトの「風」。人生がスランプの若い時、口ずさんでいた。
■BEGIN「恋しくて」。歌詞&メロディ、共に切なすぎて涙します。
【ナシ…13.8%】
■良くも悪くも思い出の曲ならあるけど、忘れられないほどではないかな。
■あぁ~あのときはこうだったなー。と懐かしむ程度。
■思い出す歌はあっても忘れられない歌はない。
■歌を忘れてる…。
■忘れられない曲ならある。サンサーンス「序奏とロンドカプリチオーソ」。
■好きな歌はあるけど忘れられないっていう程の歌はない!
【アリ派】が全体で9割近くを占める圧倒的な結果になった。その声を見てみると、「その時のシーンが思い浮かぶ曲がある」「好きだった人と一緒に聴いた歌は忘れられない」など、その歌を耳にすると自分自身が経験した過去の出来事が、具体的な場面につながって脳裏に浮かぶ歌があるという意見が多い。そのほかに、具体的な曲名、アーティスト名が挙がったものとして、オフコース、それとオフコースの元ボーカル、小田和正、BEGINを挙げた人もいた。いずれも失恋ソングの定番だ。世代が変われば自然と思い出す曲、アーティストも変わってくるもの。90年代初頭のバブル崩壊からリーマンショックと続いてデフレの世の中で、ケータイ着メロから数々のヒット曲が出るようになった。社会学者、鈴木謙介は主にケータイからダウンロードして、ギャル世代に好まれる曲を、「ギャル演歌」と名づけた。世代が変わっても自分自身の思い出、出来事や経験と結びつけて、事あるごとに思い出す歌があるようだ。「着メロの女王」の異名を持つ西野カナ、「セツナ系」加藤ミリヤの楽曲を忘れられない失恋ソングとして、忘れられない歌としている人も多いのは、数々の失恋ソング・ランキングを見ればわかるだろう。一方、【ナシ派】の意見を見てみると、「思い出の曲」と「忘れられない曲」とを分けて考えている人が多いようだった。
忘れられない辛い過去の出来事は人には必ずあるもの。そんな時は当時、聴いていた歌を再び聴いてみて、穏やかな気持ちを取り戻すのもいいだろう。
[文:羽生弘]
《NewsCafeアリナシ》