「深夜番組女子」のススメ | NewsCafe

「深夜番組女子」のススメ

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「恋愛したい」「モテたい」と嘆く独身アラサー女性の話を聞いていると、どうも彼女たちが「ゴールデン番組」を目指しているような気がしてなりません。

というのも、テレビのゴールデンタイムの番組は、老若男女に幅広く楽しまれる作りになっています。演出もやさしくてとっつきやすく、画面も派手で分かりやすい。いかにもテレビらしいテレビです。

ところが、こうした番組がセンスのいいオトナから人気があるかというと、そうでもありません。どこか野暮でベタで、「子どものころは好きだったけど、いまは見てられない」という声も聞こえます。

たとえば、深夜帯ではカルトな人気を誇ったあるバラエティ番組が、高視聴率の勢いに乗ってゴールデンへ進出。ところが、テンポのいい演出は影を潜めシニカルなギャグも封印。いまひとつ人気が出ないまま終了…ということはよくあります。

同じように、恋愛においても「一般ウケ」や「より多くの人に愛されること」を狙うあまり、慣れない恋愛テクニックを駆使してみたり、外見をいじってみたり。言いたいことを我慢したあげく、結局あまりモテない…。そんなスパイラルに陥っているオトナ女子は少なくありません。

何千・何万もの人に愛されなければならない企業や商品と違って、恋愛はたったひとりに刺さればそれでOK。となれば、目指すべきはゴールデン番組ではなく深夜番組ではないでしょうか?

たとえば人気番組「アメトーーク!」は、決してゴールデンに進出しないことを明言しています。

年齢を重ねたオトナともなればキャラはできあがってしまっているはず。もちろん独りよがりになって誰もよせつけないようでは困りますが、深夜番組には深夜番組らしい味わいがあるし、ファンはいるのです。無理にメジャー路線に転換しても、痛々しいことになりかねません。

そもそも、みなさんが相手にしたい男性は、ゴールデン番組を見るようなタイプではないはず(と信じましょう)。コアなファンを大切にした恋愛スタイルを展開してほしいと、切に願う次第です。

[ライター五百田達成/「恋と仕事のキャリアカフェ」主宰、オトナ女子の恋愛・結婚・仕事の悩み相談を受ける恋愛カウンセラー。TBSバラエティ番組「私の何がイケないの?」にも出演。著書「特定の人としかうまく付き合えないのは、結局、あなたの心が冷めているからだ」(五百田達成・堀田秀吾著クロスメディア・パブリッシング刊)が13万部を突破。第二弾となる新刊「子猫と権力と×××」が3月13日に発売された。詳細はオフィシャルブログ(http://ameblo.jp/iota-s/)まで]

[photoby:roparedes]

《NewsCafeコラム》

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