絶頂ももクロに「死角」

米歌手、レディー・ガガ(28)の来月の日本公演で前座を務めるアイドルグループももクロこと、ももいろクローバーZ。その人気はとどまることを知らない。今年3月の国立競技場公演は2日で11万人を動員、7月末には12枚目となるシングル『MOON PRIDE』発売が決定するなど、興行的にも絶好調だ。
「所属のスターダストプロモーションでも、一番の稼ぎ頭ですが、絶好調の彼女たちにも"死角"があるのです」とささやくのはレコード会社関係者。
人気絶頂のアイドルたちに何が?
「実は担当マネジャーが次々と辞める非常事態に陥っているんです」
そんなに厳しい現場ってこと?
「ももクロには5人のマネジャーがつくことになっているのですが、新人がすぐに辞めてしまうんです。原因はチーフマネジャーの川上アキラ氏(39)が厳しすぎるせい。今年に入ってから、すでに6人以上が交代しと聞きます」
えっ、そうなんだ?
「川上氏はかつて所属していた女優、沢尻エリカ(28)を担当したこともある人物で、ももクロ結成時からのマネジャー。奇抜な衣装を考案し、ブレイクに導いた立役者なんですが…」
仕事熱心が裏目に出てるってこと?
「そう、短気な性格ですぐにキレてしまう。『お前バカなの?』『ふざけんな、てめぇ』などの罵声をスタッフに飛ばすのも当たり前で、絶対的なワンマン体制を敷いています。珍しく1年続いた者もいたのですが、5月に辞めてしまいました。ここで残るのは、マゾの素質がある人間だけと言われています(笑)」
へぇ~。
「ある現場では、川上氏が女性マネジャーの首をつかみ、振り回しているのを見ました。その子は泣いていましたが、『泣けば許してもらえると思っているのか!』声を荒らげていたんです」
ひどすぎる!
「一方、ももクロメンバーには手のひらを返したように優しく、笑顔で接する。もちろん、叱ることもありますが、最後には褒めてフォローする。しかし、マネージャーにはそれがないんです。これでは辞めるのも分かります」(先の関係者)
芸能界ではマネジャーはいまだに最下層。保守的な主従関係はいつになったら変わる?