祭り好きにも程がある!? 8割が「クリスマスに騒ぎすぎだと感じる」
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しかし、キリスト教やイスラム教についてはその限りではない。定期的に礼拝に参加していても、洗礼など入会儀式を受けるまでは信徒として扱われないというから、そちらの数字は信憑性が高いとみてよさそうだ。つまり「日本においてキリスト教徒は圧倒的な少数派」である。
さて、前置きは長くなったが、今年もクリスマスまであと10日を切った。NewsCafeのアリナシコーナーでは「クリスマスだからって騒ぎすぎだと思う、アリかナシか」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…78.3%】
■本来クリスマスは家族で教会に行き家で祝うもの。日本は勘違いしてる。
■お釈迦様の誕生日=花祭りもそのくらい盛り上がってれば良いんだけど。
■大人だし子供もいないし別にって感じ…!!
■日本の大半のミーハー国民はマスコミや雑誌等の外国の祭に踊らされ過ぎ!
■楽しいのは若い時だけ。
■毎年同じ曲、同じ雰囲気で、歳を重ねるうちにもう飽きてきた。
■こっちは仕事なんだよ! 年末は地獄の忙しさなんだよ!
■てか、ケーキの予約とか早すぎ!
■まぁ日本人は何か理由を見つけて騒ぎたいってとこありますよね。
■ちょっとね。でも何だかんだ楽しんでいるなぁ…(苦笑)。
【ナシ…21.7%】
■ハロウィンよりマシである。
■いや、バブルの頃に比べ落ち着いてきているらしい。
■イチイチ屁理屈うるさいなぁ。騒ぎすぎって程じゃないよ、妬んでんの?
■クリスマスでどこの店のケーキ買うとか毎年楽しみにしてます!
■子供が小さいうちはしょうがないでしょ。
■稼ぎ時。もっと盛り上がってお金使って。
■個人的ニハ誕生日ニ近イカラ嬉シク思ウケドネ。
■なにかと騒ぎたいっっ!
■他の記念日の方が醜い。
■年に一度くらい騒ぎすぎても良いでしょ? 心に柔軟性を持たなきゃ。
結果は【アリ派】約8割と圧倒的、【ナシ派】の2割にしても、最多意見は「クリスマスより最近のハロウィンのほうが騒ぎすぎだと感じる」という内容だった。つまり、だいたいの日本人が"洋物の祭りに騒ぎすぎだなぁ"と感じてはいるわけである。
また「お祭りを思いきり祝い、楽しむのは大切なことでしょ」という【ナシ派】の声はもっともながら、その理屈では"クリスマスにシャンパンを飲む人が、灌仏会に甘茶を飲む人より圧倒的に多い"ことの理由にはならない。とはいえ「サンタクロースやトナカイのような、わかりやすいアイコンがポイントなのだろうか…」などと思いを巡らせたところで、この状況に変化はなさそうだ。
日本人の一生をたどってみれば、お宮参りや七五三に始まり、年始には神社に詣で、年末は熊手を買い、結婚式はチャペルに行き、葬儀では読経がつきもの…。そこにクリスマスやハロウィンが加わる余地があるというのは、良く言えば"懐が深い"…のかもしれない。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》