いつもお世話になります…「初詣は毎年同じ寺社」7割超
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それを聞くとなんとなく「是が非でも三が日に参拝を…」と思ってしまうが、実はルールとしては1月中の参拝であれば「初詣」となり、参拝回数に関しても規定がないようだ。さらに、多数の神社仏閣に参詣すればいろいろなご利益があるという説もある。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「初詣は毎年同じ寺社にお参りする?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…73.4%】
■基本的に初詣って氏神様に詣でるものでしょ。
■ここ最近は高幡不動。来年も行く予定!!
■昔からずっと、成田山新勝寺へ、毎年初詣へ行きます。
■ここ何年かは浅草寺に行ってます。その前は門仲に行ってました。
■お祖母ちゃんの家の近所の神社。いつも甘酒もらえる。
■そうね…近隣の3つのお社に参詣スル。神道じゃないケド年初のケジメ。
■父が元気だった頃から40年程同じ。妹2人と、4人で参拝していた。
■交通費をかけた遠くの有名神社より、近くの神社。
■むしろなぜ変える? 前年の感謝を伝えに行くのよ、初詣は。
■初詣以外でもいつも同じとこ。
【ナシ…26.6%】
■近所の神社が多いが、決めているわけではない。
■成田山新勝寺だったり日光東照宮だったり川崎大師だったりいろいろ!
■大体地元だけど、たまに出かけた土地の神社で初詣する事もアリ。
■行ったり行かなかったりで、行っても別の神社やお寺などに。
■転勤が多かったので。一番近い神社とその土地の護国神社は参りマス。
■クリスチャンなので。
■御利益のない神社はさっさと見切りをつける。
■て言うか、行かない。
結果は【アリ派】が7割超と多数派のようだ。最も多かったのは「いつも、氏神を祀る神社を詣でる」という意見だ。毎年慣例、家族総出で最寄りの寺社に初詣…確かに行き先を変えない方が"年中行事"の雰囲気も強くなるというものだ。
一方の【ナシ派】の意見は「そこにしかないお守りを買うので、はしごすることもある」「年ごとにいろいろな神社に行くのが楽しい」「行かない年もある」など実に様々。そもそも、江戸時代末期までの元日の社寺参拝は「恵方詣り」と言われ、「元日にその年の恵方にある寺社に参拝」するルールだったというから面白い。つまり、年ごとに参拝するべき寺社が変わるのである。ほかに「松の内の人混みが一段落したら行きます」という声もあった。
きっちり詣でたい人はきっちりと、ゆったり詣でたい人は人出が落ち着いた頃にゆっくりと、いろいろな寺社を詣でたい人は張り切ってあちこちへ…。この大らかさも、日本が育んできた宗教観のひとつなのかもしれない。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》