節分の"恵方巻き"…広まるも自作は少数派
ビックリ
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しかし、この"恵方巻き"という名称は、1998年にコンビニ大手・セブン-イレブンが商品として全国販売する際に広まったもの。それ以前は単に太巻き・巻き寿司・丸かぶり寿司などと呼ばれていたというから、ものすごい浸透スピードである。
とはいえ"商品"としてでなく"縁起物"として広がった以上は、既製品を買わず自作するという人も増えているのかもしれない。NewsCafeのアリナシコーナーでは「恵方巻きは自分で作る?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…14%】
■市販品は高い。手作りは家族に好評でした。
■自分の好みの具材で作れますし。
■家にあるもので作ります。5本買ったらいくらするんだろう…。
■ご飯が少なく、具ばかりのを。
■毎年ではないけど去年は作った。
■理想です。
■去年のは酢が薄かったなー、今年がんばろっ!
■たまにサラダ巻き作って、弁当に持って行きます。
■恵方巻きは、海苔屋の販売戦略です。
■あんなの、のり巻き業界の策略。自作でいい。
【ナシ…86%】
■恵方巻きの文化はありませんので…。
■関西人ではないので恵方巻き食べません。
■昔はお袋がよく作ってくれた!
■スーパーで売っていたら、買おうかなっていう感じ。
■巻き寿司は難しいから、スーパーです。
■材料費が高くつく(怒)。
■出来合い。仕事終わってから、そんな時間ございません!
■豆まきはするが、恵方巻きは食べない。
■まず中の具がわからん。
■予約して買います! 関西では皆そうだと思います。
結果は【ナシ派】9割近くと圧倒的…寄せられた声も「出来合いを食べる」という内容より「恵方巻きを食べる文化がない」「豆はまくけど恵方巻きまでは…」など、冷ややかな内容が多かった。恵方巻き認知度と"イベント実践"率は比例しないようである。
しかし、一方の【アリ派】意見は少ないながらも、イベントが日常に馴染んでいる様子が伝わってきた。むしろ"豆まき"ほども肩肘を張らず、節分の日の"単なる食事メニュー"として気楽に恵方巻きを取り入れている雰囲気だ。
元来は大阪地方を中心とした習慣であり、商売繁盛・無病息災を願って"七福神"に因む7種の具材を使うとされている…が、その7種類に決まりはない模様。コメントにもあるように好みの具でアレンジすれば、晩の一品として楽しめそうだ。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》