奔放に育つ食文化…「海外の変なsushi」どう思う? | NewsCafe

奔放に育つ食文化…「海外の変なsushi」どう思う?

ビックリ ニュース
日本貿易振興機構(JETRO)が米国・フランス・イタリア・中国・香港・台湾・韓国を対象に行なった"日本食品に対する海外消費者調査"を見てみると、「好きな日本料理のメニュー」堂々の1位は「寿司・巻き寿司」となっている。それもそのはず、海外で「sushi」や刺身を提供する日本食レストラン店舗数は推定3万店を超え、"本家・日本"の総事業所数を逆転したという説もあるほどだ。
sushiがここまで広まった理由…そもそも寿司に備わっているヘルシー感・高級感はもちろん重要だ。しかしそれ以上に、寿司の認知度が高まったことで続々登場した"各国オリジナルsushi"とも言えるリーズナブルなネタが、中間層・若年層にブームを広げたとみていいだろう。
とはいえ日本人としては、テレビなどで放映される海外のsushiに驚かされることもしばしば…。NewsCafeのアリナシコーナーでは「海外の変な寿司が許せない…アリかナシか」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。

【アリ…56.1%】
■何を食べようが自由だが、寿司だと言われるのは抵抗がある!
■見た目がおいしそうな寿司ならアリだけど、ほとんどの海外版の寿司は…。
■本当の江戸前は江戸湾で捕れたネタだけだもの。
■外国のお寿司は寿司もどき。
■ただし、元の寿司もあっての、創意工夫・アレンジであれば良い。
■「お寿司の起源は韓国」を思い出して腹立った!
■地産地消。日本国内で食べる国産の寿司が、一番さっ!
■絶対認めない! 日本の寿司は特別な物! ガタガタ言うんじゃねー!
■アリにしたが日本も海外の料理を日本風にアレンジしてるからな…。
■ナシのコメント見て、なるほどと思った。日本も海外のアレンジして食べまくり…スマン。

【ナシ…43.9%】
■日本だって海外のメニューをかなり大胆にアレンジしている。
■それぞれのお国に合わせた料理に変わるのは仕方ないこと。
■日本も納豆や明太子や鱈子を使ったパスタがある。ナポリタンは最たる物。
■そんなこと言ってたら日本のカレーライスとか訴えられるぞ(笑)!
■もともと外国のお寿司屋サンは、向こうの人達用に作っているのでは?
■あれは寿司じゃなくSUSHIだと思わないと。
■うまいならアリ。日本にある外国の料理も本場とだいぶ違うでしょ?
■海外に行かないから別に構わない。
■決めつけは良くない。
■むしろ寿司に興味をもっていただいてうれしいけどな。

結果はわずかながら【アリ派】優勢だが…。「絶対認められない!」と語気荒いコメントも見られたものの、「お互い様なところもある」「【ナシ派】のコメントを見て反省した」などの内容もチラホラ。確かに、舶来メニューの大胆な"改造"は、日本人の得意とするところでもある。カレー、ラーメン、ピザ、パスタ…本場の人が味わえば、さぞかし驚くことだろう。
一方の【ナシ派】も「現地の人が食べる分にはOK」「願わくば本場の味も知ってほしい」という声から、「ウナマヨドラゴンロールはおいしかったのです」など"食べてみたらおいしかった"という意見まで様々だ。
アボカドとカニの身を巻いた「カリフォルニアロール」など、逆輸入sushiの成功例もある。本来の寿司文化は大切に育むものとして、新たな味わいについても大らかに眺めたいものだ。

[文・能井丸鴻]

《NewsCafeアリナシ》

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