続く"仏像ブーム"…思い入れのある仏像といえば?
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ここ数年は"仏像ブーム"とまで言われ、仏像展や秘仏開帳に多くの若者が押し寄せる現象が起こっている。仏の教えや歴史はさておき、純粋に"美術品"として仏像を眺める…それもひとつの入り口には違いない。NewsCafeのアリナシコーナーでは、流行に乗ってか「仏像といえば大仏だと思う…アリかナシか」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…38.3%】
■一番に奈良の大仏が思い浮かんだ。
■東大寺の大仏。何度見ても飽きない。
■道祖神さんの方が身近だけど仏像ってあるから大仏かなと…。
■普賢如来像。大日如来像。
■仏様は大きい!
■大仏もアリ、という意味でアリ。盗まれたすべての仏像が早く返還されますように。
■一口に大仏と言ってもいろいろな大仏があります。
■後阿修羅や仁王像とか沢山あるが一番は奈良と鎌倉の大仏!
【ナシ…61.7%】
■かもしれないけど、他に国宝級の素晴らしい仏像が沢山あるので!
■阿弥陀如来。我が家は浄土真宗だから。
■仏像マニアなので。薬師寺の如意輪観音が一番。
■むしろ街中や田舎道に佇む小さな石仏やお地蔵さんが好き。
■私はもっと小さめの…三十三間堂にあるような仏像が浮かびます。
■韓国人が盗んで、日本にいっこうに返さない仏像!!
■阿修羅像が好き!
■幼少期より大好きで一番怖い金剛力士像が今も私の中の仏像です!
■でかけりゃいいってもんでもないでしょう。
■仏像は千差万別。興味があるなら仏教美術に注目してみるといい。
ちなみに、どの程度の大きさの仏像から「大仏」とするかの定義は特にない。「広辞苑」(岩波書店)では「丈六(1丈6尺=約4.85m)以上の大きな仏像」となっているが、その大きさに満たなくても「大仏」を称している像は数多い。しかし寄せられたコメントを見る限り、多くの人が"大仏"と聞いて思い描くのは、やはり奈良の東大寺大仏(盧舎那仏坐像)であるようだ。
「大きいことはいいことだ」…というわけでもないだろうが、やはり"大仏様"のインパクトと迫力は抜群で【アリ派】は約4割。一方【ナシ派】の回答では具体的な仏像の種類を挙げる声も多く見られた。コメントにもあるように仏像は千差万別…楽しみ方も人それぞれ、という懐の広さも魅力だ。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》