サザン・桑田、知られざる「黒歴史」
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「バンドを率いるリーダーでボーカルの桑田佳祐(59)って案外ハラが小っちゃいんですよ」と話すのは女性誌デスク。
紅白の後、年明けのライブで昨秋受けた紫綬褒章をズボンのポケットから取り出したり、紅白で歌った「ピースとハイライト」が安倍政権批判だ、などと物議をかもしたりはしたが…。いったい何があった?
「サザンの活動が目立つのに乗っかるように、あるビデオ制作会社が過去に桑田が声優を務めた映画をDVDとして発売しようと動いたのですが、本人がそれに首を縦に振らず、企画が流れたそうなんです」
桑田が声優を?
「1974年に日本で公開されてヒットした米映画『アメリカン・グラフィティ』の日本語版に桑田が登場しているんです」
へぇ~、それは初耳。
「映画は『スター・ウォーズ』シリーズで知られるジョージ・ルーカス監督(70)が1960年代初頭の青春群像を描いたもの。当時のアメリカンポップスのヒット曲が使われ、ルーカス監督の出世作です」
まさか、桑田がアメリカの青春映画をねぇ…。で、何を演じたの?
「恋愛劇に絡む役ではなく、映画の中に登場する伝説のDJ、ウルフマン・ジャック(1995年没、享年57)の声を演じたのです」
なるほど…、それなら分かるけど…。で、それがお蔵入りしたっていうのはなぜ?
「映画は多数の楽曲が使われ、権利関係が複雑でテレビ放送がなかなかできませんでした。それが1980年に初めてフジテレビで放送された際に、桑田が初の吹き替えをした、と話題になりました。その後、テレビ放映権はTBSに移るなどして、桑田が出た版は忘れられていたのです。今回、35年ぶりに日の目を見れば話題になると、DVDの制作元は期待したそうですが、『過去のことなので、触れられたくない』と本人が話を断ったそうなんです」
それは残念だ。
「桑田がウルフマン・ジャックのものまねを得意とするというのは古いファンなら知っていることですが、さすがに今聞くと本人は恥ずかしいのでしょう。封印したい黒歴史といえますね」(先のデスク)
桑田の別の一面を見られる機会が消えたのは残念?!
《NewsCafe》