鈴木亮平の「やり過ぎ」に心配の声
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昨年、NHK朝ドラ「花子とアン」でヒロインの夫役を好演して注目を集めた鈴木だが、今回のドラマでは病に冒される役作りのため、体重を76キロから半年で20キロ減らしたという。
「そう、その急激なダイエットが俳優生命に必ず悪影響を及ぼします」と語るのは女性誌デスク。
鈴木といえば、朝ドラのブレーク前の無名時代に出演した映画「HK/変態仮面」や「TOKYO TRIBE」で見事な肉体美を披露するなど、マッチョなイメージがあった。
「そうしたこともあり、今年2月には将来性が期待される俳優に贈られる『エランドール賞』新人賞を受賞。その授賞式の際に激ヤセした姿で登場し、あまりに痛々しいと話題になったのです」
へぇ~。どれほど痩せたの?
「頬はゲッソリとこけ、一回り小さくなって、まるで病人のようでした。もちろん、病人になりきるためにここまで痩せたのでしょうが、せっかく筋肉質の体を作っていたのに、もったいない。急激に筋肉が落ちると皮膚がたるんで細かい皺になり、年齢より老けて見えるしメリットは何もありません」
だとしたら、なぜ無理なダイエットをした?
「映画やドラマ監督が『そこまで自分を追い込むのか』と感激し、仕事依頼が増えるからです」
なるほど…。そういう意味もあるか。
「昔の役者だと、故・三国連太郎(享年90)が役のために歯を10本抜いたし、北村一輝(45)は映画『JOKER 厄病神』で役のイメージに合わせるため、歯を9本抜きました」
健康な歯を抜くなんて、すごすぎる!
「このように、自分の体にダメージを与えてまで役になりきると、必ずスポーツ紙などが宣伝してくれるので、出演する映画やドラマに注目が集まりやすい」
なるほど、タダで宣伝効果があるんだ?
「つまり、俳優からすれば、監督やスタッフに対して宣伝費用をプレゼントする意味合いがある。しかも、抜歯に比べればダイエットはまだ軽いほうだという風潮があり、伊勢谷友介(38)も映画『あしたのジョー』の力石徹役を演じるために10キロ痩せました」
そうなんだ?
「しかし、ダイエットを甘く見てはいけません。伊勢谷は10キロ落とすことさえも難しく、精神的におかしくなりそうだったそうです。ましてや鈴木の場合、その倍の減量ですから精神面だけでなく、骨密度や免疫機能にも相当な悪影響を与えたはず。リバウンドでダイエット後に激太りし、元の体重に戻らなくなるケースもあります」(先のデスク)
役になりきるためとはいえ、話題作りのために抜歯やダイエットに走るのは、どこか違うような気も…。
《NewsCafe》