【ウラ芸能】西島秀俊、「巨匠」へのアピールは成功?
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記者「大手銀行・りそな銀行中目黒支店(東京都目黒区)に来店していた、とその支店に勤務する従業員が家族に伝えたことがツイッターを通じて一般に知られました。関ジャニ∞の大倉忠義(30)などともに個人情報がさらされる危機に…」
デスク「銀行側はタレント名こそ出さなかったけど、ネット上では情報が拡散したことを謝罪したね。実害はないんだろうけど、今の時代は有名税と笑われないかもな」
記者「その西島ですが、今年11公開予定の映画版『MOZU』に主演しており、先日あった打ち上げパーティーが話題になってます」
デスク「ああ、TBS系とWOWOWで放送されたハードボイルド作品だよね。で、何があったの?」
記者「映画には、ビートたけし(68)が事件を裏で操るダルマ役で出演しているのですが、テレビドラマではイラストだけのキャラクターだったのが、映画には大物起用を…とたけしの出演を西島が制作サイドに訴えて実現したそうです」
デスク「西島とたけしって、つながりあるの?」
記者「たけしが、北野武として撮った映画『Dolls(ドールズ)』(2002年公開)に西島が主演しています。たけしは西島が元々たけしのラジオ時代からのファンで、共通の趣味があったりして、"相棒みたいなもんだ"とかわいがってるそうです」
デスク「へぇ~、思い出したよ。あの映画、西島が菅野美穂(37)演じる気がおかしくなった元恋人と放浪するっていう、よく言えば芸術的、早い話ほとんどの人に受けない映画だったな」
記者「昔の映画なんで、僕も見てません」
デスク「賞こそ逃してるけど、海外で評価も高く、北野作品でも印象深い映画だよ」
記者「なるほど…。で、西島はその映画出演当時は役者として"干されていた"そうで、そこに北野作品に起用されたことに恩義を感じていた、と。今回のたけしに出演に大感激しているそうです」
デスク「人気もあって仕事も順調な西島も、その成長ぶりを見せられて恩返しできたというわけか」
記者「打ち上げの場でも、西島は『自分の代表作と自信を持って言えるくらい賭けた』とたけしの出演もかなった作品への思い入れを語ったそうです」
デスク「ただ、昔の西島って芝居に広がりもなくて、なんだかボーッとしてるだけの役者っていう印象だったよね。その味があの北野作品には合ってたからうまくいったんだよ」
記者「30代前半のころの西島ってそうだったんですか」
デスク「ま、彼もその後、修練して演技に磨きをかけたから、幅が広がったんだろ。たけしが当時西島を選んだのは演技力より、よくも悪くも染めやすいタイプだったんだと思うな」
記者「今後、西島の北野作品への出演ってありそうですか」
デスク「ヒット中の北野映画『龍三と七人の子分たち』を見ても分かるとおり、たけしは前みたいなアート性の高い作品は撮らないだろ。西島を昔のようなイメージで使うことはないし、起用してもチョイ役だろうね」
記者「"巨匠"を持ち上げて、その代表作に出演…という西島の野望は、かないそうもないってことですか」
デスク「あの程度の役者の思惑に乗ったら、巨匠の名前がすたるよ。西島も賢いからその辺は分かってるんじゃないかな」
記者「映画公開時には何かしらの話題作りがありそうな気がします。しばらく西島周辺を取材してみますね」
デスク「頼むぞ!」
《NewsCafeゲイノウ》
