【ウラ芸能】又吉直樹、芸能取材に的を射た「批判」

デスク「きょうは、オマエに耳の痛い話をしようかと思ってさ…」

記者「えっ! ドキッ!(この前の領収書に問題でも?)」

デスク「心配するなよ、カネとかのことじゃない。念のために言いたいことがあるんだ。芥川賞取ったピース・又吉直樹(35)がテレビで話した件だよ…」

記者「ああ(ホッ…)、ひょっとして日本テレビ系深夜バラエティーで、嫌な取材を受けた言った話ですか?」

デスク「そうそう、それよ!」

記者「又吉は出演した『今夜くらべてみました』で、芥川賞受賞絡みのインタビューで、取材の女性記者にずっとタメ口で質問され、それが怖く感じた…と」

デスク「オイラたちの周りに、必ずそういうのがいるんだよなぁ」

記者「それによると、『今、どこに住んでんの?』『引っ越した? 三鷹じゃなかったっけ?』などと友達感覚で質問。だんだん又吉がブルーになって言葉が少なくなると『撮られながら質問されるのイヤ?』と畳み掛けたとか」

デスク「最後はさすがにその女も又吉の不機嫌を察知して『怒るんだ?』と言い、部屋を出た又吉に聞こえるように『芸人さんだから、ああいうのもよかれと思った』ってほざいたとか」

記者「その記者がフリーなら二度と使われないし、社員記者なら取材現場から当分外されそうな気がします」

デスク「でも、芸能取材ではそんなタメ口が通っちゃうケースもあるんだよね。友達感覚で話したほうがタレントも何でも話すことは実際によくある」

記者「そうそう、ありますね」

デスク「芸能記者が何人かいれば必ずタメ口モードで、タレントに話すのがいるだろ?」

記者「ベテランの中にもいますよね…。なれなれしく話しかけて、女性タレントの体とか触ったりしているのを見たこともあります」

デスク「オイラはこう見えても、事件現場や政治、経済なんかの取材もした後で芸能取材をしたから、最初はびっくりしたよ」

記者「びっくりしたんじゃなくて、自分もやりたいって思ったんでしょ?」

デスク「いやいや…バレてたか!?」

記者「そういうのって、若い時から芸能だけ取材してて、それ以外は知らない人に多いような…」

デスク「まあ、今回の又吉の発言は芸能取材現場の非常識について的を射た批判だと思うよ。若手やお笑い芸人は軽くみて、タメ口でもOKって思ってる記者がいるのは事実だもん」

記者「ここまで具体的に話せば、女性記者が誰かも特定されるでしょうから、芸能取材の"マナー"も改まるかもしれません」

デスク「いや、その記者も『又吉にいろいろ言われちゃってさぁ~。これから人見てしゃべるようにするわ』くらいでケロリとしてるんじゃね?」

記者「取材者も芸能人並みに図太くないとダメってことですか」

デスク「そういうこと! オマエも話題にされるくらいの記者になれ!」

記者「へ~い…」