福山雅治、惨敗スタートのワケ
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福山の代表作ともいえるドラマ「ガリレオ」シリーズ(同系)の2013年放送分は、初回視聴率が22.6%だったことを考えると、今回の数字は目も当てられないだろう。
「『ラヴソング』は、人気小説のドラマ化ではないし、『吃音』に苦しむヒロインを演じる歌手、藤原さくら(20)は演技が初経験。そして、裏番組には他局が強力なバラエティーを並べたことも不利に働きました」
とはいえ、数字は低すぎないか。
「福山なら数字が取れる、とキャスティングありきで企画したフジの戦略ミスは明らかです。ガリレオのスタッフを投入しながら、オリジナル脚本、新人起用というバクチが外れたわけです」
こんなことなら、ガリレオでもやればよかったのに…。
「それに手を出さなかったのが、フジの勘違い。前シリーズから3年おいているのですから、視聴者は新しいガリレオを見たいに決まっています」
ガリレオの続編については、物理的に東野圭吾の原作ストックがないのと、福山が乗り気ではない、と伝わっている。
「それは大きな勘違いですね。同じことをやり続けたくない、イメージがつくのがイヤ…というのは演じ手の気持ちとしては分かります。しかし、今のフジならその福山を説得し、なりふり構わず数字をとりに行くしかない。カッコつけるな! と言いたいですよ」
結果、続編という無難な道をフジも福山も選ばなかった。
「初回を見る分には『ラヴソング』は内容的にはいいと思います。藤原も存在感があった。ただ、全般に古い印象だし、ドラマ好きと福山ファンはチェックしても、大多数の視聴者が、わざわざチャンネルを合わせてまで見たくなるワクワク感はない。2話以降に数字を伸ばすのは至難のワザです」(先のデスク)
福山にとって屈辱の1ケタも見えてきた。このところ視聴率が10%前後に定着している伝統のフジ「月9枠」も見直しが迫られるのは必至だろう。
《NewsCafe》