アイドル防護策…あれを身に着ける!?
芸能
ニュース
冨田さんは全身を20カ所以上も刺され、今も意識不明の重体だが、岩埼容疑者は「プレゼントを送り返され、腹が立った」などと動機を話しているという。
昔からあるファンによる襲撃は芸能人にとって防げないのか。ベテラン芸能ライターがいう。
「かつては、アイドルといえばファンにとっては雲上の存在でしたが、今はあまりにアイドルが増えたために飽和状態となり、身近な近所の女の子みたいな扱いになっているんです。だから、握手会などでファンと接するアイドルたちは、常に危険と隣り合わせです」
なぜ、今回のような事件が起きた?
「容疑者は思い入れが強く、冨田さんに接するうちに彼女を恋人のように感じてしまったはずです。しかし振り向いてもらえず、愛情が憎しみに変わった。ファンはアイドルを選びますが、アイドルはファンを選べない不条理から生じた悲劇でした」
アイドルが自分を守る方法はあるの?
「百パーセント守る方法はないです。大手事務所に所属するなら比較的安全ですが、それでも2014年には岩手でAKB48の襲撃事件が起きました。その結果、川栄李奈(21)と入山杏奈(20)が切りつけられ大けがをしたんです」
あれは衝撃的な事件だった!
「最近はSNSやブログに自分のプライベートな部分を書き込むアイドルが多いので、詳細な活動スケジュールだけでなく、自宅や学校名、最寄り駅などが特定されてしまうリスクがあります」
今回も警察は頼りにならなかったみたいだけど…。
「それはこれからも変わらないでしょう。警察は起こってしまった傷害事件には早急に対処しますが、ストーカーに対して最初は警告するだけ。場合によってはその警告に逆上して、ファンがアイドルを刺すことだって考えられる」
これから活動する個人アイドルはどう対処したらいい?
「防刃繊維でできている衣装を着てナイフの襲撃を避けるしかないです。見栄えは多少悪くなりますが、殺されるよりマシです。実は今回の事件がきっかけになり、ある芸能事務所が握手会で刃物を通さない衣装の着用を検討しています」(先のライター)
今は冨田さんの一刻も早い回復を祈るしかない。
《NewsCafe》