桑田佳祐、過激エロに見る批判精神
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「今の時代、このジョークをわかってくれる人は少数派でしょう」と言うのは音楽ジャーナリスト。
問題は歌とそのビデオだよね?
「そう、まず驚いたのが、ヨシ子さんのプロモーションビデオの中に、バナナを股間に装着している男女が踊るシーンが出ていて、とても卑猥に感じられるんです」
えっ、でも笑えるんじゃない?
「もちろん、最初は笑っていられますが、このビデオには非常に細かいエロが散りばめられているんです。若い女性が腰に巻き付けているパレオがめくれ、薄い下着から陰毛が透けているんじゃないかと思えシーンもあるし、バックのアニメで描かれているイタリアのピサの斜塔の動きが勃起した男性器を想像させたりと、久々にお下劣のオンパレードなんですよ」
その意図は何?
「ある意味、エロを嫌い規制する日本社会への挑戦なのかもしれません。クライマックスでは昭和風の女性がお尻丸出しにするシーンが数カ所あります。実は音楽番組でも時間帯によっては『これを放映したら苦情が来るんじゃないか』と恐れるディレクターもいるほどです」
で、歌詞のほうも過激なの?
「こちらもすごい。『いざという時に 勃たないヤツかい?』や『ニッポンの男達(メンズ)よ ヤッちゃえ ほい』など過激な言葉が並んでいます。桑田は今年、NHK紅白歌合戦に出られる確率が高いですが、彼が一番歌いたいのは『ヨシ子さん』だそうですよ」
紅白で放送されたらどうなる?
「桑田はプロモーションビデオに類似するエロを仕掛けるのは間違いないでしょうから、相当問題になるでしょう。ファンからも『今回の映像は家族で観ることはできない』『あまりにもお下劣でガッカリした』など批判的な意見も寄せられています」
なぜ、桑田は過激なエロに走った?
「やってはいけないというタブーは逆にやりたくなるんです。それに桑田は6年前、食道がんの手術を経験していますから、死を意識したとき、そこに性があったのかもしれませんね。事実、術後に人生観が相当変わったと言っています」(先のジャーナリスト)
大御所ともいうべき桑田、一部の批判に屈することなく、笑えるエロにチャレンジしてもほしいものだ。
《NewsCafeゲイノウ》
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