米国進出…ピース・綾部の戦略
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記者「驚きました。コンビは事実上の解散になりますね」
デスク「相方の又吉直樹(36)が去年7月に小説『火花』で芥川賞を取ってからは完全に文化人としての仕事も増え、お笑いで勝負する必要がないくらい仕事が増えた…」
記者「又吉は6月に綾部から、渡米の話を聞いて、『ええんちゃう? 勝負してきてください』と突き放したようにも取れる言い方で賛同したそうです」
デスク「夢はハリウッドのレッドカーペットだってな」
記者「俳優かコメディアンとしての成功を夢見、“先生”になった又吉を見返したい思いもあるようです」
デスク「本人は英語できるの?」
記者「英会話学校に通うなどしてものの、仕事をしながらでは身につかない、と思って英語漬けになるために渡米しよう…と」
デスク「成功の可能性はゼロではないな」
記者「えっ? 過去に歌の世界では松田聖子(54)や宇多田ヒカル(33)らも挑戦してもダメだったし、成功したのは俳優、渡辺謙(56)くらいでしょ」
デスク「同じお笑いだと、渡辺直美(28)もニューヨークに短期留学したよな」
記者「あれは3カ月間。休養したようなもので、英語で仕事ができるレベルではないです」
デスク「言葉はできて当然なんだけど、それ以外のプラスアルファがあるかどうかだな」
記者「一部では所属事務所の吉本興業に海外戦略があるたね、そのテストケースとするという見方もあります」
デスク「半年1年じゃなく、何年もかけてやるみたいだけど、やり方によっては成功の可能性はないでもない」
記者「…というと?」
デスク「日本人であることを捨てられるかどうか、だね」
記者「そうなんですか」
デスク「アメリカで活躍する数少ない日本人コメディアンの小池良介ことリオ・コイケ(49)が指摘してるけど、日本人芸人がアメリカに来るとすぐに野球のイチローを持ち出したり、アメリカ人が知ってそうな日本絡みの話題を出して笑いを取ろうとするそうなんだ」
記者「それが受けやすいんじゃないですか」
デスク「ところが、アメリカは広いからね。イチローを知らない人間のほうが多いんだって」
記者「なるほど…」
デスク「つまり、これまで日本人らしさとか日本人なら…みたいな先入観でやったんじゃダメなんだよ。その点を理解しているんなら、ベビーフェースの綾部なら意外なキャラで受けるかもよ」
記者「そのキャラって…そっち系?」
デスク「それもありよ~ん」
《NewsCafeゲイノウ》