SMAP延命…ファン活動は事務所を動かす!?

年内いっぱいで解散するジャニーズ・SMAP。
　刻々と「その日」が迫る中で、解散撤回に向け、ファンの活動が地道に続いている。ジャニーズウォッチャーに聞く。

　「まず、一般的に知られているのは、代表曲『世界に一つだけの花』のCD購買運動でしょう。CDデビュー25周年目にあたる9月9日の記念日に、日本レコード協会が300万枚を突破したことを発表。今も記録を伸ばし続けています」

　9月9日は公式イベントがなかったため、ファンがそれぞれに25周年を祝った。
　「全国の新聞の『伝言板』に祝福メッセージがずらりと並び、ツイッターも祝福コメントで大盛り上がった。メンバーが見てくれればいいんですがね」

　SMAPが25年前、CDデビューイベントを行った埼玉・西武園ゆうえんちには、全国から1200人を超えるファンが集まり、園内にはSMAPの曲が流れるという粋な計らいがあったと聞く。

　「東京都内では都電荒川線を貸し切りにして盛り上がったファンたちの様子がネットで話題になりました。グループの存続を嘆願する署名運動もあちこちで行われ、中でも、有志たちによる『5☆SMILE』の署名は、9月下旬からの呼びかけからわずか1カ月あまりで、すでに25万人を超えました」

　1カ月あまりで25万人を超えるとはすごい。NHKがニュースでも取り上げていたほどだ。
　「ネットでの署名サイトもいくつかありましたが、『5☆SMILE』は直筆での署名活動。公式ツイッターでこの数字が発表されたのが11月に入ってからですが、デビュー25周年で25万人の署名という数字の一致に、歓喜の声があふれました」

　街頭署名運動はトラブルの一因になるが、「5☆SMILE」では、SNSを中心に、飲食店や旅館などでも署名用紙を置いてくれるなど、輪が拡がっていったという。集計後はジャニーズ事務所に提出されるとのことだが、ファンの思いをジャニーズ事務所がどう受け止めるかコメントが欲しいところだ。