橋本愛、テレビから消えた事情
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記者「実は、仕事を干されてしまったわけでなく、映画では超売れっ子の女優として活躍しているんですよ」
デスク「え、そうなの?」
記者「今年はホラーの『残穢(ざんえ)住んではいけない部屋』や『シェル・コレクター』『うつくしいひと』『バースデーカード』と4本の映画に出演しています。12月に公開予定の『古都』を含めると、年間で5本もの作品に出演しますから、映画女優としてはかなり認められていることになります」
デスク「そりゃ、オイラの認識不足だったな。どうして映画にシフトしたのかな…」
記者「橋本は最初、女性ファッション雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルでしたが、本人の強い希望で2010年に女優デビューし、同年からさまざな映画に出演しています。12年8月には『桐島、部活やめるってよ』でヒロインを務め、この映画で第36回日本アカデミー賞優秀新人俳優賞などを受賞しています」
デスク「すごいね。だけど、普通は映画で売れたら、テレビにシフトするよね」
記者「もちろん、橋本の最初はそうでした。13年の『あまちゃん』で全国的にファンを増やしましたが、あれが平均視聴率が20.6%の大ヒットをしたために、橋本の運命が大きく変わります」
デスク「どう変わった?」
記者「彼女の演技力や作品の出来ではなく、常に視聴率だけが話題になったんです。たとえば、14年に放送されたフジの開局55周年記念ドラマ『若者たち』の全話平均視聴率は7.7%とあまりに低かったので散々ネットでバッシングされて非常に傷つきました。その後は『テレビには当分出たくない』と事務所幹部に打ち明けたそうです」
デスク「そこで、視聴率を気にしなくていい映画に集中したってか」
記者「そう。しかし、視聴者はどうしてもテレビに出ている人だけを売れっ子と思いがちです。だから、テレビにも並行して出演したほうが女優として生き残るうえで有利になるんですが、本人はテレビ嫌いになっていて…」
デスク「そこを乗り越えないとなあ。役者も舞台、映画、テレビって範囲を広げて大きくなっていくもんだぞ」
記者「危機を乗り越えた、のんを見習ってほしいもんです」
デスク「同感だわ」
《NewsCafeゲイノウ》