NEWS、非公式本が証明する老害力
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嵐、KAT-TUNに続き、今度は「元NEWS側近スタッフ一同」著作による「NEWSあの日のままで」(主婦と生活社)である。
ジャニーズウォッチャーに裏事情を聞く。
「結成の経緯からメンバーの減少、今に至るまで内部情報が明かされています。暴露本というよりは単なる奮闘記ですが、やはり、人事にメリー喜多川副社長(89)の力が強いことが改めて分かりました」
NEWSは2003年、山下智久(31)、錦戸亮(32)、小山慶一郎(32)、増田貴久(30)、内博貴(30)、手越祐也(29)、加藤シゲアキ(29)、草野博紀(28)、森内貴寛(28)の9人で結成したが、その中の5人がグループを脱退したり事務所を退所し、現在は小山、手越、増田、加藤の4人体制で活動している。
「メンバー変動などについてはこれまでその都度、報道されてきた通り。NEWSより山下の話の方が多い印象ですが、山下とメリーさんとのエピソードは興味深かったですね」
そもそもNEWSは、人気者の山下を中心とするグループとして結成された。山下がジャニー喜多川社長(85)に直談判して実現したという。
「その山下が、ドラマのギャラをめぐり、メリーさんとひと騒動。主演ドラマで、共演の年下女優よりギャラが低かったことを知り、事務所に不信感を持ちはじめ、その態度に今度はメリーさんが激怒して、『事務所を辞める』『山下をクビにしろ』の騒動があったそうです。結局、ジャニーさんが『山下は僕と契約しよう』と言って、なんとか収まったと」
山下は、事務所を去ったSMAPの元チーフマネージャー・I女史の担当だったが、そういう流れがあったのか。
「言い方を変えれば、ジャニーさんは自分と契約しようと言った割に、I女史に丸投げしたという(笑)。それは別として、『生殺与奪権はメリーさんが握っている』ことは再確認できました」(先のウオッチャー)
「山下をクビにしろ」と言ったかはその場にいた人でなければ知りえないことだが、I女史に対しては週刊文春誌上で「派閥争いがあるならSMAPを連れて出ていけ」と言い放ったことは公になってしまった。
人事権を持つ立場の人が感情論で動くとは、もはや老害である。
《NewsCafeゲイノウ》