理想の上司・内村光良が抱く「色気」
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テレビレギュラーを8本抱え、司会を務めるバラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)が10周年記念スペシャル版で2週続けて視聴率20%を獲得するなど、業界内で改めて存在感が増している。
「発売中の写真誌がワイド特集で人物像に光を当て、怒らない、後輩芸能人の面倒見のよさや現場でのスタッフへの対応のよさなど内村の、まさに『理想の上司』ぶりを伝えています」とはスポーツ紙デスク。
結構な話ではある。
「時代が違いますが、1970-80年代にテレビ界を席巻した萩本欽一(75)になぞらえ、21世紀の欽ちゃんといえる存在といえます」
仕事ぶりは、タモリ(71)にも近く、ポスト・タモリの呼び声も高い。
「温厚で人柄のよさには異論はないものの、彼があっちのほうに色気を見せ始めるとちょっと心配です」
あっちって? 女性関係?
「妻のフリーアナ、徳永有美(41)は1月からネットテレビでレギュラーの仕事をしていますが、内村は彼女の両親と同居するなど家庭状態は悪くはないし、そういうことはないでしょ」
…となると?
「映画ですよ」
内村は映画監督を志し、熊本の高校を出て横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)に入った過去がある。
「専門学校では演劇科に属し、ほどなく同級生だった南原清隆(52)とコンビ・ウッチャンナンチャンを組み、パフォーマンスのほうで活躍することになりました。今事実上、コンビは解消状態で、司会業とコントがメーンですが、やはり彼のホンネは映画で勝負したいということです」
何本か監督作がある。
「『ピーナッツ』(06年1月公開)、『ボクたちの交換日記』(13年3月公開)、そして昨年10月公開の最新作『金メダル男』…の3本です。いずれも脚本・監督作で自身も一部出演しています」
どれもヒットしたとは聞かない。
「客を呼べなくても評価されればまた別ですが、映画としてほめる声もないし、話題にもほとんどならないまま終わった作品ばかり。しかし、本人の究極の目標は映画監督としての成功。もしテレビやお笑いの仕事を捨て、映画監督で勝負するなんていう色気を出したら…周囲は猛烈に止めるでしょうね」(先のデスク)
お笑い界から映画で成功したのは、ビートたけし=北野武(70)が最初で最後ということか。
《NewsCafeゲイノウ》