亀田興毅、再ブレークで大人の証明

今月7日、ネット放送テレビ「AbemaTV」で配信された生番組「亀田興毅に勝ったら1000万円」に出演した元プロボクサー、亀田興毅(30)。

　「元世界チャンピオンの意地を賭け、亀田が元暴走族総長(33)やホスト(28)らと熱戦を繰り広げた同番組は、ネット上で大きな話題になりました。あまりにも多くの視聴者が閲覧したためシステムエラーが発生し、挑戦者より先にサーバーがダウンするという笑い話みたいな現象が起きたのもプラスに働きました」(スポーツ紙記者)

　どのくらいの人が視聴した?
　「AbemaTV開局以来の最高記録となる1420万アクセスです。東京都民より多くの人が観たってことはすごいですよ。この大ヒットをきっかけに『亀田はやはり数字を取れるボクサーだ』『人間的に成長した』と再確認されました」

　どこが成長した?
　「自分の役割分担をしっかりわかっていたんです。たとえば1戦目は素人同然のホストと対戦したんですが、ひ弱なネコパンチを繰り出す彼を本来なら数秒で倒すことができたはずです。しかし、相手にも打たせて見せ場を作り、安全を考えながらKOしました。その後、亀田は倒れたホストに駆け寄り、『大丈夫か?よくやった』と声をかけています」

　それは意外だった…。
　「ユーモアのセンスも倍増しています。対戦前に元暴走族総長から『強い奴なら虹色に見えるが、おまえからはオーラが出ていない』と散々挑発されたとき『オーラが見えるんですか?特殊な才能ですね。職業は霊媒師ですか?』と余裕でかわしていました」

　亀田も大人になったってこと?
　「そうでしょう。今回の観戦はヒール役だった亀田が精神面で成長したこともアピールできました。ここまで人気が高まったので、『亀田に勝ったら1000万円企画』はシリーズ化する動きが出ています」

　それはすごい!
　「しかも今年の年末に亀田特番を組み、より強烈な素人と試合させる案もAbemaTV内から出ています。要するに今回の企画は継続的にヒットする可能性を秘めているんです」(先の記者)

　亀田の試合が今後人気コンテンツに成長すれば、AbemaTVも一気にブレーク?!