木村拓哉「僕の中で不可能だと思っていた」連ドラ化への思い・撮影現場の雰囲気語る<「風間公親-教場0-」インタビュー> | NewsCafe

木村拓哉「僕の中で不可能だと思っていた」連ドラ化への思い・撮影現場の雰囲気語る<「風間公親-教場0-」インタビュー>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
木村拓哉(C)フジテレビ
木村拓哉(C)フジテレビ 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2023/03/27】俳優の木村拓哉が主演を務めるフジテレビ系新月9ドラマ『風間公親-教場0-』(毎週月曜よる9時~ ※初回30分拡大)が4月10日よりスタート。これほど木村がインタビューに応じ、今作への思いや、撮影現場の雰囲気、そして再び風間公親を演じることについて語った。

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◆木村拓哉主演「風間公親-教場0-」

原作は、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計130万部突破のベストセラーとなっており、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品。

今作は、『教場』(2020年)、『教場』(2021年)で木村演じる風間公親が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”としてあたっていた時代を描く。そこは「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。

今回の連続ドラマを聞いたとき、「正直、連続ドラマで風間をやらせていただくことは僕の中で不可能だと思っていた」「フジテレビの月曜9時枠で、こういう内容の作品をやってもいいのかなと、若干挑戦的だと思った」という木村。監督の中江功氏の熱意を感じて、再び風間公親を演じることを決意。「監督はじめ、慣れ親しんだスタッフのみなさんが現場にいてくれるので、現場に入ってしまえば、不安はないですし、高いクオリティを求める監督なので、気持ちいい緊張感の中で1カット1カット撮影が進んでいます」と撮影中である現在の心境を語った。

スペシャルドラマの反響が大きく、今回の連続ドラマに至ったわけだが、「監督とは、どういう風に観てくださる方をドキドキさせようかと話し合いました。表現がすごく難しいですけど、今いろんな犯罪がある中で、警視庁がどんなに頑張っても踏ん張っても、網の目をくぐり抜けているような犯罪もあります。そういう現実的な犯罪というものに対して、今回の風間はある意味フィクションなので、そのフィクション要素がバランス的には多いと思うんですけど、彼なりのアプローチを描きたいと思います」と意気込みをみせた。

◆木村拓哉、撮影現場の雰囲気を明かす

今回は、風間公親が警察学校に赴く前に、どういう時間を送っていたのか、なぜ風間公親は警察学校の教官になったのか、というストーリーを描く。「スペシャルドラマを2本作った上で、その前のエピソードの話を作るので、そこはいろんな逆算をしていかないといけないのですが、スペシャルドラマを2本とも作ってくださったスタッフさんばかりなので、どこに立っていようが、相手が誰だろうが、どんなケースだろうが、『風間公親だったら、こうしますよね』というのが、自分だけではなく、スタッフのみなさんもわかっている感じがものすごくして。例えば、カメラマンの方がファインダーを覗く前に、僕らが1番最初に行うテストで、みなさんの肉眼で(風間公親を)捉えてくださるんですけど、その捉えてくださる角度にしても、場所にしても、監督が『こういう映像を撮ってほしい』と要求する前に、それがスタッフのみなさんの中に存在してくれているなというのは、やっていてすごく感じます。監督の求めるものがわかっているから、お互い非常に理解しあった上で共通するものを作ることができています」とスタッフとはすでにコミュニケーションが取れており、スムーズに撮影が進んでいるという。

そして、これまでのスペシャルドラマとの大きな違いは“警察学校”という独特な空間ではないこと。教官ではなく、指導官を演じるため、「監督ともこれまでの風間とどうやって違和感なく、面白くできるのかなということを最初に話し合いました。変わらないという意味では、風間の軸は全然変わっていません」と変わったところと、変わらないところを明かした。

しかし、風間公親という教官を描くだけで、風間公親という人間性があまり描かれないため、「生活感がない、人性を感じにくいというキャラクターとしてやらせていただく上で、演じていて違和感をたびたび感じています。どういう状況においても笑顔がないので。こういう人は本当に存在するのだろうか…と自分で演じておきながら思ってしまいます」と本音を吐露。そのため、「すごく冷たい温度のシーンを重ねていくほど、カメラが回っていないところ、本番ではもちろんやらないんですけど、本番にステップアップしていく途中で、非常にふざけたくなりなります(笑)」とチャーミングな一面を明かし、「彼の指導の仕方というのが今の世の中に合っているのかどうかは非常に疑問を持たれるところですが、そこはフィクションという強い盾を使って、作っていきたいと思います」と語った。

そんな撮影現場の雰囲気について、スペシャルドラマの現場では常に“風間公親”という存在になっていたそうだが、「今回は一般社会の中にいる風間を演じます。いろんな新米刑事さんになってくださる方たちとのお話なので、僕はなにも構えることなくフラットな状態でやらせていただいているのですが、みなさんのおもむきや表情、体感を僕が勝手に感じると、前作2作があの空気感なので、喜んでくださる方もいらっしゃるんですけど、『来てしまった』というような空気でいらっしゃる人たちも非常に感じます(笑)」と明かした。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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