乃木坂46鈴木絢音が涙ながらに伝えた“最後のわがまま” 卒業後の活動にも言及「決心がついたときには…」<全文/鈴木絢音卒業セレモニー> | NewsCafe

乃木坂46鈴木絢音が涙ながらに伝えた“最後のわがまま” 卒業後の活動にも言及「決心がついたときには…」<全文/鈴木絢音卒業セレモニー>

芸能 モデルプレス/ent/music
乃木坂46鈴木絢音/「鈴木絢音卒業セレモニー」より(提供写真)
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【モデルプレス=2023/03/29】乃木坂46が28日、東京・LINE CUBE SHIBUYAにて「鈴木絢音 卒業セレモニー」を開催。最後の2期生メンバーとなる鈴木が、10年間のアイドル人生に幕を閉じた。アンコールでは、鈴木がスピーチでこれまでの思いを語った。

【写真】鈴木絢音、涙で語った本音 10年間の赤裸々な思い

◆鈴木絢音、10年間の思い語る

アンコールでは、鈴木が純白のドレス姿で登場。1曲目には、2020年3月に開催された2期生ライブのために書き下ろされた楽曲「ゆっくりと咲く花」をソロ歌唱した。

歌い終わると「1人で歌ったことなかったから、ちょっと緊張しました」と話しつつ、「ここから少しだけお時間をいただいて、お話しさせていただこうと思います」と切り出し、涙ながらに10年間を回顧。

「出会いに恵まれた乃木坂人生だった」と振り返った鈴木は、メンバーやスタッフ、そしてファンへの感謝とともに「自分に誇れることは何1つとしてないけれど、私の周りにいてくれる優しい皆さんのことが唯一の誇りです」とメッセージ。

2期生は研究生時代も長かったが、鈴木は「悲しい物語を当て書きされちゃうことも多かったけれど、私の乃木坂10年間は人生で1番美しい10年間でした」と断言し、「だから、皆さんの心にある私の乃木坂人生も、悲しい物語じゃなくて輝かしい記憶であって欲しいなと思います」と真っ直ぐに呼びかけた。

◆鈴木絢音、今後の活動に言及

さらに「これからのことを皆さんに具体的にあまりお伝えできていなくて申し訳なく思っています」とも語った鈴木は、10年間脇目も振らず全力で活動してきたとした上で「いざ卒業して1人になって、どうやって頑張れば良いんだろうって、頑張り方がわからなくなってしまう自分がいます」と赤裸々な思いを吐露。

「今はちょっとだけお休みして、未来のことを考えて。そんな時間が私には必要なのかなって思いました」と卒業後は休む時間を取ることを明かしつつ、「まだ、どんな未来を選択するのか私の中でも決まっていませんが、頑張りたいって決心がついたときには皆さんの前に戻ってくると思います」と伝えた。

そして、終盤には「最後にもう1つ、わがままを言って良いのなら…」とし、「また私のことを見つけてくれたら嬉しいです」とファンへ伝える場面も。見つけてもらえるように自身も努力をするとも話し、アンコール最後の楽曲「君の名は希望」へと繋いだ。

以下、スピーチ全文。

◆スピーチ全文

(「ゆっくりと咲く花」歌唱後)1人で歌ったことなかったから、ちょっと緊張しました。ここから少しだけお時間をいただいて、お話しさせていただこうと思います。

10年間、振り返ると出会いに恵まれた乃木坂人生だったなって思います。「変わり者」って言われて、どこに行っても馴染めなかった私を受け入れてくれた2期生、メンバー、尊重してくれたスタッフさん。「そんなところが好きだよ」って言ってくれたファンの皆さん、たくさんの優しさをありがとうございました。

自分に誇れることは何1つとしてないけれど、私の周りにいてくれる優しい皆さんのことが唯一の誇りです。皆さんから見て私の乃木坂人生はどんな風に映っていますか?私は、私なりに喜びを見つけながら乃木坂人生を楽しんできたつもりです。悲しい物語を当て書きされちゃうことも多かったけれど、私の乃木坂10年間は人生で1番美しい10年間でした。だから、皆さんの心にある私の乃木坂人生も、悲しい物語じゃなくて輝かしい記憶であって欲しいなと思います。

そして、これからのことを皆さんに具体的にあまりお伝えできていなくて申し訳なく思っています。10年間、脇目も振らず必死に、全力で走ってきたつもりです。ちょっと苦手だなって思うことも、やったことないなって思うことも、乃木坂46のためになるならって頑張ってきました。

でも、いざ卒業して1人になって、どうやって頑張れば良いんだろうって、頑張り方がわからなくなってしまう自分がいます。今はちょっとだけお休みして、未来のことを考えて。そんな時間が私には必要なのかなって思いました。

まだ、どんな未来を選択するのか私の中でも決まっていませんが、頑張りたいって決心がついたときには皆さんの前に戻ってくると思います。最後にもう1つ、わがままを言って良いのなら…。また私のことを見つけてくれたら嬉しいです。本当は皆さんに見つけていただけるように、私が頑張らせてください。

次に披露する曲が、乃木坂人生最後に歌う曲になります。私のことを10年間導き続けてくれた曲です。これからの乃木坂46がキラキラと輝き続けますように。そんな願いを込めて歌います。聞いてください「君の名は希望」。

◆鈴木絢音、10年間のアイドル人生に幕

同公演が開催された3月28日は、10年前に2期生オーディションの合格発表が行われ、2期生14人が乃木坂46としての活動をスタートした誕生日。2021年には堀未央奈が3月28日に卒業公演を行っており、同公演も鈴木の意向で同日に開催された。

また、セットリストも全て鈴木の監修のもと構築。2000人の観客を動員したほかオンラインでも生配信され、多くのファンがラストステージを見守った。

なお、4期生の掛橋沙耶香はケガの治療のため、田村真佑はスケジュールの都合のため欠席。全37人での公演となった。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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