兵頭功海、映画初主演で心がけたこと 認知症のコミュニティ訪問で役作り<消せない記憶>
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◆兵頭功海、映画初主演で心がけたこと
2009年函館港イルミナシオン映画祭受賞シナリオ「記憶代理人」を原作に、多くのファンや制作陣が劇場公開を待望してきた本作は、企画から15年という長い年月を経て映画化。
監督の園田は「色々な困難を乗り越えたからこそ、言葉にできない何かを作品に込めることができた」と公開を喜び、記憶を巡るSFラブストーリーに込めた想いを振り返った。
映画初主演となる兵頭は、撮影前に認知症のコミュニティを監督と訪問し、徐々に若年性認知症が進行していく舞台俳優・西役を熱演。「仕事や食事を共にして、肌で感じたもの、受け取った感情、それこそ記憶というものを役に落とし込みました」と心がけたことを明かした。
もう1人の主人公であり西の恋人・優衣役を演じた桃果は、「認知症介護施設のシーンはその場の俳優たち全員に心を揺さぶられました」と撮影時に胸が詰まった気持ちを告白。西と優衣に大きな影響を与える翠役の山本は、「本読み、リハーサルと監督が何度もキャストと向き合ってくれたので、不安なく現場に挑めました」と演出について述べ、物語の鍵を握る記憶代理人役の八木は「謎の多い難しい人物ですが、僕なりの記憶代理人が見たいから役をお願いしたと監督に言われたことが心強かったです」と明かすなど、1000人以上のオーディションから入念なキャスティングが行われた制作過程を振り返った。
最後に、桃果は「なんでもない日常がいかに尊いものなのか、たくさんの気づきをこの作品から得ることができました」と語り、兵頭は「この映画が皆さんの大切な記憶になりますように」とメッセージを送った。園田監督は俳優陣の演技を讃え、「たくさんの皆さんに本作が届いていくことを願っています」と感謝の気持ちを満席の観客席に伝えた。(modelpress編集部)
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