稲垣吾郎、森且行の復帰に安堵「心は繋がっている」<サンソン-ルイ16世の首を刎ねた男->
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◆稲垣吾郎、森且行の復帰に安堵
この日は、落車事故のため重傷を負うも、2年3か月ぶりにレースに復帰した、オートレーサーの森について話が及ぶ。稲垣は「若いときにずっと一緒に頑張ってきた仲間なので素直にうれしいです。実際にお会いして、おめでとうを伝えたいです。ABEMAの番組の生放送に出ていただいた直後(の事故)だったので、ずっと心配していたので、復帰できてよかったです」と安堵。
連絡を取るのは「ちょこちょこ」だそうで、「男同士だし、グループ時代もベタベタ連絡を取り合う感じではなかったです。でも心では繋がっていますし、同い年なので、お互い頑張っていきたい。この芝居も観に来てほしいですね」と呼びかけた。
◆稲垣吾郎、長髪姿に満足「気に入っています」
本作は、フランス革命期に実在した死刑執行人、シャルル=アンリ・サンソンの数奇な運命の物語。再び主演に稲垣を迎え、演出の白井晃、脚本の中島かずき(劇団☆新感線)、音楽の三宅純、最高のクリエイティブチームが再集結する。
役衣装で現れた稲垣は「ここで見せるものじゃない。舞台のセットの中で立つために作られた衣装なので、ここのホールで、この照明で立っているのはとても恥ずかしい」と照れつつも、「すごく素敵な衣装を用意していただいた」と笑顔。台本に「新しいビジュアルバンドを結成しました」というセリフがあったそうだが、「台本に書かれていたら絶対に言いたくなくなるじゃないですか」とぶっちゃけて報道陣を笑わせた。
長髪ウィッグについて「どうですか?」と質問が飛ぶと、「長髪にしたことがないので…。ミリ単位では変わっているんですけど、髪型は30年くらい変わっていないので」と笑い、「そういう意味では気分もイメージも変えられるので気に入っています」と満足そうな表情を浮かべた。
「シャイな部分があるのでプライベートな話はあまりしていない。話しかけづらい雰囲気が僕にはある」という稲垣だが、大好きなワイントークでは盛り上がったよう。特に国王ルイ16世役の大鶴とは「イチャイチャしていました。ある意味、サンソンとルイ16世のラブストーリーでもあるので、稽古中はイチャイチャしていました」と明かし、「終わったら3人に可愛がってもらって、ワインをごちそうしてもらいたい」と希望した。
そんな稲垣の印象について、佐藤が「すごくホンワカされていて、話しやすかったです」とうれしそうにすると、崎山もうなずき、「お芝居の細かいところまで見てくださっていて、これからもいろんなお話をしたいです」とお願いした。
◆稲垣吾郎、コロナ禍での中止経て“再始動”に感激しきり
2021年の初演時には新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、わずか数公演で幕を閉じた本作。もともと、坂本眞一の漫画「イノサン」、安達正勝の小説「死刑執行人サンソン」を読み、「ぜひ舞台でやりたいと提案させていただいた」と振り返る稲垣は、「また動き
出したことがうれしい」と感激しきり。「白井晃さんが作る、細部にこだわった舞台芸術は心にも記憶にも刻まれる素敵な作品に仕上がっています」とアピールした。
一方で、重たい作品だけに「引きずられますよね。夢にも出てきます。18世紀末のフランスの話なので、その時代に迷い込んだりします。重々しいシーンが多く、人の命がテーマになっているので、どうしてもそういうモードになっています」とも打ち明ける。どっぷりと物語に浸る稲垣にとって、舞台は「一番自分らしくいられる場所」。「いろんなエンターテイメントをやらせてもらってますけど、どうしても違和感や迷いを感じることがあります。でも、舞台は素直に自由でいられる。自分の場所だと心から思います」としみじみと語った。
舞台『サンソンールイ16世の首を刎ねた男ー』は14日〜30日まで東京建物 BrilliaHALLにて上演。5月には大阪・松本で上演される。(modelpress編集部)
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