藤島ジュリーK.社長、辞職も考えていた 性加害問題について「職責を果たせていませんでした」
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【写真】藤島ジュリーK.社長が異例のコメント発表
◆藤島ジュリーK.社長、ジャニーズ事務所の運営について説明
ジャニーズ事務所は「故ジャニー喜多川による性加害問題について当社の見解と対応」と題し、「当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「各方面から頂いておりますご質問に対して、また本件に関する事務所の見解及び今後の対応について代表取締役社長の藤島ジュリーK.より、お答えさせていただきます」とし、ジュリー氏による動画と、文書を公開した。
文書では「ジャニー喜多川氏の性加害を事務所、またジュリー社長は知らなかったのか?」との問いに「知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした。このことを説明する上では、当時のジャニーズ事務所がどのような意思決定で運営されていたかについて、ご説明する必要があると思います」とし、「週刊文春から取材のあった1999年の時点で、私は取締役という立場ではありましたが、長らくジャニーズ事務所は、タレントのプロデュースをジャニー喜多川、会社運営の全権をメリー喜多川が担い、この2人だけであらゆることを決定していました」と説明。
「情けないことに、この2人以外は私を含め、任された役割以外の会社管理・運営に対する発言は、できない状況でした。また管轄外の現場で起きたことや、それに対してどのような指示が行われていたのか等も、そもそも全社で共有されることはなく、取締役会と呼べるようなものも開かれたことはありませんでした。本件を含め、会社運営に関わるような重要な情報は、2人以外には知ることの出来ない状態が恒常化していました」と明かした。
◆藤島ジュリーK.社長、辞職を考えていた
そして「ご自身の経営責任をどう考えているか? また責任がある場合どう責任を取るとお考えか?」という質問には「責任はあったと考えております。当時の私は、取締役とはいいながらも名ばかりとなっており、その職責を果たせていませんでした。また本件については自らも積極的に知ろうとしたり、追求しなかったことについて責任があると考えております」と回答。
「責任の取り方ですが、私が辞職する選択肢も考えました。ただ今すべきはこの問題から逃げることなく、被害を訴えてこられた方々に向き合うこと、さらにこれから先、二度と同様の問題が起こらないよう、既に着手し始めている経営改革、社内意識の抜本的改善をやり抜くことだと考えております。あらゆる厳しいご意見も真摯に受け止め、所属しているタレントたちの今、そして未来への想いを尊重しながら対話を重ねていく、それが自分にできる責任の取り方だと考えております」と表明した。
ほかにも同事務所は、性加害問題に纏わる複数の質問に回答している。(modelpress編集部)
情報:Johnny & Associates
https://www.johnny-associates.co.jp/news/info-700/
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