茅島みずき「明日カノ」続編出演に抱いた不安 恋人役・綱啓永と現場で築き上げた関係性とは<「明日、私は誰かのカノジョ シーズン2」インタビュー>
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【写真】14歳当時から大人びた美貌&オーラの茅島みずきとは
◆茅島みずき主演「明日、私は誰かのカノジョ シーズン2」
原作は、2019年よりスマートフォン・PC向けマンガ配信サービス「サイコミ」にて連載中、『第68回小学館漫画賞』の少女向け部門を受賞し、累計500万部を突破している人気漫画「明日、私は誰かのカノジョ」(をのひなお/サイコミ)。
“登場人物たちのリアルすぎる心理描写”が話題となった同作の続編として原作の「洗脳編」、「What a Wonderful World編」が実写化。現代社会に生きる女性のリアルな生き様に、“つらくてもつい観てしまう…”「明日カノ」の沼が再び戻ってきた。
茅島は、生活費、学費やブランド品まで、自分で稼ぐために高級ソープランド店で働く女子大学生の留奈役。ある日人気歌い手アイドルの隼斗(綱啓永)を接客し、悩みを聞いているうちに2人は店外でも関係を持つことに。そんな2人はどんどん深みにハマっていく。
◆茅島みずき、話題作への出演に本音
― まずは、オファーを受けた時の心境から教えてください。
茅島:シーズン1から拝見させていただいていたので、純粋にすごく嬉しかったです。でも、原作ファンの方や、シーズン1が大好きな方が沢山いる作品だったので、責任感や不安はありました。
― その不安はどのようにして取り除こうとしましたか?
茅島:不安がなくなるまで、原作や台本を読み込みました。現場に入ってからは監督に1つ1つのシーンで疑問に思ったことや、自分が今悩んでることを相談させていただいて撮影に臨めたので、不安は取り除けたかなと思います。
◆茅島みずき「明日カノ」撮影の手応えは?
― 撮影では自ら意見を出すこともあったのでしょうか?
茅島:そうですね。監督から「このシーンは、こういう風にしたいと思うんだけど、どう思う?」と言われることもありますし、自分から「こうしたいのですが…」と相談することも多くて、コミュニケーションはしっかり取れていたと思います。
― 前作を受けて、今作はどのように魅せたいと思いますか?
茅島:この作品は、登場人物一人ひとりの悩みや葛藤、苦しみというのが今の私たちに共感できる部分が多いことが魅力だと思うので、共感できるポイントや、心に刺さるポイントというのを観てくださる方々に届けられたらいいなっていうのは、常に意識して取り組んでました。
◆茅島みずき、役作りで意識したこと明かす
― お金のために身を削るという難しい役どころかと思いますが、役づくりのために意識した点はありますか?
茅島:原作ファンの方にも楽しんでいただけるように、台本に原作を貼って参考にしながら演じていました。あとは、その場で自分が感じた感情を大事にしました。台本に「怒る」と書いてあったとしても、涙が出たらその感情を大事にするように意識しました。
― 留奈は仕事時とプライベートでギャップがある人物ですが、茅島さんご自身にもそのようなギャップがあるのでしょうか?
茅島:見た目でクールに見られがちなのですが、全くそんなことないです。中身はすごく明るくて、お喋りも好きで、運動することも大好きなので「見た目と正反対だね」と言われることは多いです。
◆茅島みずき、齊藤なぎさの“ゆあてゃ”に感心
― シーズン1では“ゆあてゃ”ことゆあを演じた齊藤なぎささんの怪演ぶりが話題になっていましたが、ご覧になった感想を教えて下さい。
茅島:シーズン1に出てくるキャラクターは全員個性豊かで、抱えているものがすごく重たいですが、それこそゆあてゃは、可愛らしい一面も沢山ありますよね。私はゆあてゃが1番好きなキャラクターなのですが、なぎさちゃんが演じることによって、より魅力的なキャラクターになっていると思いました。
― 今作で齊藤さんとの共演シーンはないですが、お話されたことはありますか?
茅島:なぎさちゃんとは以前違う作品でご一緒させていただいていたので、普段から連絡をとる仲です。現場で一瞬だけ会えて、その時にお話しました!
◆茅島みずき、綱啓永とは「良い関係が築けた」
― 留奈と親密な関係になる隼斗演じる綱さんとは初共演ですが、印象や撮影中のエピソードを教えて下さい。
茅島:綱さんが出演されていた他の作品も拝見していたのですが、本当に明るくて、テレビで拝見したままの方でした。実際の年齢は6歳ほど離れているのですが、その年齢差を良い意味で感じさせないというか、フレンドリーで壁がないんです。綱さんがいらっしゃることによって、現場が明るくなっているなという印象があります。でも、お芝居にはすごく真剣に取り組まれてる方で、お芝居の相談もしやすくて、本当に良い関係が築けたのではないかと思います。
― 現場で築き上げた関係が、作品にも反映されてるかもしれないですね。
茅島:そうですね。恋人役だったので、撮影期間が短くて「どうしよう」と思っていたのですが、コミュニケーションはしっかり取れていました。
― 恋人役を演じるにあたって話し合ったことはありますか?
茅島:原作を忠実に再現しているシーンが多いのですが、綱さんが「こういう風にしたらやりやすい?」とか聞いてくださりました。役についてしっかり話し合ったというよりは、現場に入って「こうしたらいいよね」とか細かいやり取りをしました。
◆茅島みずき「明日カノ」見どころは?
― 放送開始前から、留奈が隼斗にキスを迫る予告映像などが話題になっていましたが、早速の反響を受けてお気持ちはいかがですか?
茅島:元々とても人気がある作品なので、反響をいただけることはすごく嬉しいです。この作品を観てくださる方々に留奈という役も好きになっていただきたいですし、皆さんの心に届く作品になっていればなと思うので、放送後の皆さんのお声を聞くのもとても楽しみです。
― ご自身の役どころで視聴者の皆さんに注目して欲しいポイントを教えて下さい。
茅島:最初はお金さえあれば、自分1人で生きていけるというかっこいい留奈から始まるのですが、隼斗と出会ってからの留奈は少しずつ弱さが見えて、それがまた人間らしく魅力的だと思います。お仕事モードの留奈や、コロコロと表情が変わる姿に注目していただきたいですし、隼斗と出会う前、出会った後で、留奈の考え方も変わってくるので、心境の変化にも注目して観ていただきたいなと思います。
前半はここまで。後編では、自身を変えた存在や、悲しみの乗り越え方、夢を叶える秘訣などを語っている。(modelpress編集部)
◆茅島みずきプロフィール(かやしま・みずき)
2004年7月6日生まれ。長崎県出身。2017年に「アミューズ 全県全員面接オーディション 2017 ~九州・沖縄編~」にてグランプリ受賞。2019年、ポカリスエットのCM出演を機に注目を集める。雑誌「Seventeen」の専属モデルとしても活躍。特技はゴルフで、ベストスコア70を誇る。主な出演作品はNTVドラマ「卒業式に、神谷詩子がいない」(2022年)、MBSドラマ「教祖のムスメ」(2022年)など。映画「交換ウソ日記」(7月7日公開)など待機作も多数控えている。
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