高橋一生「人知れず家で泣きます」原作者・荒木飛呂彦氏からのサプライズに歓喜<岸辺露伴 ルーヴルへ行く>
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◆高橋一生主演「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」
荒木氏の人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたスピンオフで、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた漫画家・岸辺露伴が遭遇する奇怪な事件に立ち向かう姿を描いた「岸辺露伴は動かない」。
その実写ドラマ版の制作チームがフランスと日本を股にかけ挑んだ劇場長編映画で、荒木氏が初めてフルカラーの読切で描いた人気エピソードでもある『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、フランスのルーヴル美術館を舞台に展開される、露伴最大の事件にして最高潮の芸術とエンターテインメントが融合した極上サスペンス。ドラマに引き続き、主演の高橋が露伴を演じる。
高橋と渡辺監督は、観客からのどよめきと大きな拍手に迎えられてサプライズ登場。本作の見どころを聞かれると、高橋は「公開後まで内緒にしておきたかったんですけど、日本パートは強いインパクトがあるんじゃないかなと思っております。『日本パートっぽいな』と思ったらクッと見てください」と呼びかけた。
◆高橋一生「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」で印象的な撮影は?
また、撮影を振り返り「パリでのルーヴル内での撮影はとても印象に残っています。名だたる絵画たちとともに同じ場所でお芝居ができるという経験はなかなかなかった」としみじみ。
続けて「(ルーヴル美術館での撮影は)はなかなか許可がいただけないそうなので、はじめは『飲食なんていうものはだめです』と言われていて、僕らも身を引き締めて入ったんですけれども、何日目かに現地の制作スタッフの女性の方がサンドイッチをすごく持ってきて勧めてくださるんですけど、『飲食はだめなんじゃないですか』と聞いてもらったら『オッケーになりました』と言ってくださった」と打ち明けた。
さらに高橋は「僕、なんでこんなミケランジェロの絵の横でご飯食べてるんだろうみたいな状態がありました」と回顧。食事を許された理由については「なんだか行儀が良かったらしく、ルーヴルのスタッフさんとも仲良くなっちゃって、皆さんと和気あいあいとご飯を食べたりということをしていたので、認めていただけて良かったなと思っております」と語った。
◆高橋一生、原作者・荒木飛呂彦氏のプレゼントに喜び
その後、高橋へのサプライズで、原作者である荒木が本作のために描き下ろしたイラストがステージに登場。イラストに「えぇ!」と体をのけぞらせて驚いた高橋は、渡辺監督からイラストを受け取ると「うわ!ちょっと...。僕、普通に受け取っちゃいましたけど、賞状とかいただく時の所作でいただくべきじゃないですか」と改めて頭を下げた。
高橋は「ありがとうございます!これ、すっごいですね。大好きな荒木先生の...」と興奮で、「見ます?」と観客に向けてもイラストを披露。続けて、様々な角度から嬉しそうに何度も眺めながら「これ、どうしよう。どこに飾る?厳重に、キャッツアイすらも入れないようなところに入れなきゃ。めちゃめちゃ嬉しいですね」と満面の笑みを浮かべた。
そして高橋は「『岸辺露伴2023』って書いてあります。これは本当にちょっと...。人知れず家で泣きます」と吐露。司会から「今、泣いてもいい」と呼びかけられると、「今すっごい踏ん張ってます」と唇を噛んだ。
◆高橋一生「お芝居と漫画で文通」荒木飛呂彦氏との関係性
次に高橋は、「荒木先生とは現場でとか事前にお会いすることがなかったので、どちらかというと脚本を通してお芝居をさせていただいて、お芝居を作品として見ていただいて、『またぜひやってほしい』と編集の方だったりからお話を聞いて、『気分は害されていないんだ』と思いながら、ここまで3年間やらせていただいた」と露伴を演じてきた背景を告白。
加えて「お芝居と漫画で文通させていただいているような感覚があったので、『あまり言葉は必要ないだろう』と思っていたんですけど、荒木先生からこうやって絵でお手紙をいただけるのはとても感動します」と喜びを溢れさせた。
渡辺監督もイラストをしげしげと見つめ「すごいですよね。『荒木先生、実在するんだ』と思いました」とぽつり。高橋は「そうですよね。実在するんですね、荒木先生。嬉しいですね、本当にありがたいです。『エントラップメント』並のレーザーがばんばん張り巡らされているところに保管しようと思います」と厳重管理を誓っていた。(modelpress編集部)
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