生田斗真、キャラ崩壊で戸惑い “肺がぶっ壊れそうになった”過酷な撮影も回顧<渇水>
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◆生田斗真主演「渇水」
河林満氏の同名短編集を原作とする本作は、人と人の関係が希薄になってしまった現代社会に、真の絆とは何かを問いかけ、観る者を生への希望で照らし出す珠玉のヒューマンドラマ。水道料金を滞納する家庭の水を日々停めて回る水道局員で、心の渇きにもがきながらも“生の希望”を取り戻していく主人公・岩切俊作を生田が演じる。
◆生田斗真、撮影でキャラ崩壊?
生田は「この映画の撮影中、ずっと雨が降っておりました。先日やった完成披露試写会でも、大雨でございました」と吐露。続けて「僕はずっとこの映画のキャンペーンは雨男キャラでいこうと心に決めていたんですが、今日、ものすごく晴れてしまいまして、キャラが崩壊しました(笑)。どう宣伝していいのかわからない」と笑いを誘った。
また生田は、本作について「『日本映画界でとんでもない面白い脚本があるんだ』と噂になっていたようです。その脚本が時を経て、自分のもとに回ってきました」としみじみ。さらに「たくさんの人たちのこの映画に対する思いとか作品に対する愛情みたいなものが本当にふんだんに詰め込まれた、ただならぬオーラを放っている脚本だったことを思い返します。僕はこの作品に参加しないときっと後悔するだろうなと思って、即座にこの作品に参加させてもらうことを決めました」と明かした。
岩切がたばこを吸うシーンについて、白石氏が高橋監督のこだわりを明かした場面では「結構苦労して撮っていたんです。『どんな風になるんだろう』と楽しみにしていたんですけど、編集でバッサリ切っていて。そういう割り切りの良さというのも映画監督、演出家として両面を持っている感じがした」と時間をかけた撮影をカットする高橋監督に思い切りの良さを感じたという。
すると生田は「あのシーン、思い出した。何本もたばこを吸って肺がぶっ壊れそうになりました(笑)。思い切りが良いですよね」と苦笑した。(modelpress編集部)
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