向井理、コロナ禍で全公演中止の主演舞台「リムジン」3年の時を経て上演決定
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モデルプレス/ent/wide/show
【写真】向井理の“大人なハグ”に視聴者悶絶
◆向井理主演「リムジン」
本作は、主人公の男が自己保身のためについた一つの嘘が、次の嘘を呼び、逃げ場のないところまで追い詰められていく恐怖を、ブラックな笑いを交えて描くサスペンスとして、企画された倉持裕の新作。
主演には、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』や、7月開始のドラマ『警部補ダイマジン』(テレビ朝日)、秋開始のドラマ『パリピ孔明』など話題の作品に次々と出演、倉持とは初顔合わせの向井、ヒロイン役には、2022年に短編映画『おとこのことを』で初監督に挑戦、ドラマ『ブラッシュアップライフ』や2023年後期連続テレビ小説『ブギウギ』などに出演、舞台出演は8年振りとなる水川あさみ。
共演には舞台『Q:A Night at the Kabuki』ドラマ『警視庁アウトサイダー』などに出演、松尾スズキ、串田和美、野田秀樹など数々の演出家の公演に多数出演する名優・小松和重、舞台『おかしな二人』に出演するなど俳優活動の他、エッセイの連載や書籍を出版するなど多彩な才能を発揮する青木さやか、舞台『三十郎大活劇』や『暮らしなずむばかりで』、ドラマ『東京の雪男』、映画『おとななじみ』などに出演する個性派俳優・宍戸美和公、舞台『綿子はもつれる』やドラマ『かしましめし』(テレビ東京)、大河ドラマ『どうする家康』(NHK)など話題作に次々出演する田村健太郎、舞台『千と千尋の神隠し』、映画『LOVE LIFE』や配信ドラマ『サンクチュアリ-聖域-』などに出演、俳優、ナレーター、映画監督と多彩な顔を持つ田口トモロヲと、魅力的なキャスト陣が誰一人欠けることなく集結した。人気と実力を兼ね備えた俳優達が緊迫感溢れる人間ドラマに挑む。嘘から始まる心理サスペンスに注目だ。
なお、東京公演後は、富山、愛知、熊本、福岡、広島、大阪と全国へ巡演する。(modelpress編集部)
◆倉持裕(作・演出)コメント
もともと2020年に上演予定だったこの芝居は、ある夫婦がささやかな願望のために些細な嘘をつくところから始まるのだが、振り返ってみると、あの時仮に公演を強行したとしても、世界規模の問題が起きている中、「ささやか」だとか「些細」なことを扱ったドラマはウケなかった気がする。
しかしこの三年の間に我々は、以前ならどうということのない些事に何度となく歓喜した。そうして「ささやか」で「些細」なものが再評価された今、この作品を発表することが楽しみでならない。
◆向井理コメント
2020年、コロナ元年に上演予定だった舞台『リムジン』が遂に上演されます。当時のコメントでも延期という言葉を使わせていただきましたが、長い延期期間でした。当時諦めざるをえなかった思いをバネに、今年上演できて良かったと思えるよう強く繊細に演じられればと思います。個人的にはよく観劇に行っていた下北沢の本多劇場。舞台に立つのは初めてです。心よりお待ちしております!
◆水川あさみコメント
3年という延期期間を経て、いよいよ上演できる運びとなりました。当時はさまざまな人が、仕方ないの一言では済ませたくない悔しい思いを経験したでしょうし、私もその1人です。3年前の感覚とはきっと変わっているであろう私自身も、この舞台で何が知れるのか倉持さんと演者の皆さんと探りながら楽しみたいです。劇場でお待ちしております。
◆ストーリー
小さな田舎町で、親から受け継いだ小さな工場を営む主人公の男(向井理)。彼は町の実力者に気に入られ、自分の後継者にと、推薦されていた。その地位につけば、名誉と、特別な待遇が与えられる。妻(水川あさみ)と共に喜ぶ男。しかし、喜びも束の間、彼は誤って、昇進に尽力してくれた恩人に怪我を負わせてしまう。
「一言謝れば済む話よ」と、ためらう夫に妻は言うが、掴みかけた未来が遠のくことに耐え切れずついた嘘が次の嘘を呼び、夫婦は取り返しのつかない事態を招いてしまう。重ねた罪に比べて実入りの少ない、あまりに非効率な夫婦の悲喜劇。
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《モデルプレス》