長澤まさみ、サプライズゲストに驚き「エルピス」裏話も語る<第60回ギャラクシー賞>
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【写真】長澤まさみが登壇!「第60回ギャラクシー賞」贈賞式の様子
◆長澤まさみ「ギャラクシー賞」受賞に喜び
ギャラクシー賞は、NPO法人放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰するために1963年に創設。長澤は「エルピス -希望、あるいは災い-」(関西テレビ)の演技、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)のナレーションが評価され、テレビ部門・個人賞に輝いた。
受賞の感想を求められた長澤は「大変栄誉ある賞をいただき、光栄に思います」とコメント。2022年について「毎日が撮影の日々でした」と振り返ると、「様々な作品の撮影に行き、2週間に1回はナレーション録りに行く。本当にどっぶりと作品づくりに浸った1年になりました」と印象的な年になったことを明かした。
また「本当に作品づくりっていうのは大変なこともたくさんあります」とも語った長澤は、「でも、私がその1つひとつのお仕事をやり抜くことができたのは、やはり近くで支えてくださった監督、そしてスタッフの皆さんのおかげだなという風に再実感する1年にもなりました」と思いを吐露。スピーチの最後には「本当に素敵な賞をいただき、とても嬉しいです。ありがとうございました」と満面の笑みで感謝を伝えた。
◆長澤まさみ「エルピス」は「一緒に悩みながら演じていた」
さらに、「エルピス」で内面に葛藤を抱えた女性アナウンサーを演じた思いを聞かれると、長澤は自身の役柄について「主人公らしからぬというか、自分の気持ちにある意味で素直で。でもちょっと見ている人には『しっかりしろよ』なんて思われるような、不安定な女性だった」とした上で、「私自身も共感する部分も多かったりして、一緒に悩みながら演じていたように思います」と回顧。
アナウンス技術についても「スパルタ特訓をしてもらいました」と語り、「やはりアナウンスの原稿読みが上手くいかないとこの作品が成立しないくらい大切なところだったので、みんなで『ここを何とか乗り切りたいね』と言いながら撮影に臨みました」と強い思いで撮影に挑んでいたことを明かした。
◆長澤まさみ、サプライズゲストに満面の笑み
そして、最後には長澤にサプライズで「エルピス」の監督を務めた大根仁氏が客席後方から登場。長澤は「え!?嬉しい…!」と驚いた表情を浮かべると、大根監督から笑顔で花束を受け取った。
その後、長澤へのメッセージを求められた大根監督は「会場の皆様にも、何よりも長澤まさみさんにも、何のサプライズ感もないプレゼンターで本当にすみません」というコメントで会場の笑いを誘うと、「エルピス」脚本・渡辺あや氏や「鎌倉殿」脚本・三谷幸喜氏がふさわしいかったのではないかと笑顔で吐露。
「その次にオファーしたのが、鈴木亮平、眞栄田郷敦、小栗旬あたりだったと思うんですけども、たぶん撮影中で断られて、大根でいいかみたいなことになっと思うし(笑)。サプライズじゃないよね、1ヶ月前くらいにも会っているし…」と語ると、長澤は手を横に振りながらも嬉しそうに微笑んでいた。
最後には、大根監督が「『エルピス』と『鎌倉殿』というのは、2作品とも2022年を代表する作品だったと思います。その2作品でナレーションと主演という重要なポジションを演じられた長澤さん、まーちゃん(長澤)でいいか(笑)。まーちゃんが、この賞を受賞するのはふさわしいし当然のことだと思います」と長澤を称賛。
「これからますます日本を代表する俳優になっていくと僕は思います」とした上で、「(長澤が)20代のときに『モテキ』という作品を撮りまして、そのときは20代の1番かわいい長澤まさみを撮れたと自負しております。今回の『エルピス』では30代の1番かわいい長澤まさみが撮れたと思っております。次は40代の1番美しい華やかな長澤まさみを撮りたいと思っていますので、そのときはよろしくお願いします」と伝えると、長澤は笑顔で頷いていた。(modelpress編集部)
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