櫻坂46、新曲初披露で涙 “グループ初”声出し解禁ツアー「櫻坂46 3rd TOUR 2023」ファイナル公演開催<セットリスト> | NewsCafe

櫻坂46、新曲初披露で涙 “グループ初”声出し解禁ツアー「櫻坂46 3rd TOUR 2023」ファイナル公演開催<セットリスト>

芸能 モデルプレス/ent/music
櫻坂46「櫻坂46 3rd TOUR 2023」撮影:上山陽介
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【モデルプレス=2023/06/02】櫻坂46が1日、大阪城ホールにて「櫻坂46 3rd TOUR 2023」ツアーファイナル公演を開催。圧巻のパフォーマンスを行った。

【写真】櫻坂46が涙…“初の声出しツアー”新メンバーも圧巻パフォーマンス

◆櫻坂46「3rd TOUR 2023」ツアーファイナル公演開催

改名後初の東京ドーム公演を含む2022年秋の『櫻坂46 2nd TOUR 2022“As you know?”』以来となる今回は、2023年1月に加入したばかりの3期生を交えた初のツアー。2月にリリースされた5thシングル『桜月』収録曲を軸に、グループの今をストレートに伝えるパフォーマンスを展開。グループ全体の公演では、声援やコールのあるライブを行うのは初となった。

ライブは映像演出を交えたダンストラックからスタート。ステージから放たれる眩い光の中、メンバーが激しくも息の合ったダンスを披露すると、アリーナ中央に設置されたサブステージに大園玲が姿を現し、会場は大歓声で湧き上がる。

大園はメンバーのいるメインステージまで歩いていき、ダンスに加わったところで髪を両手で持ったところで「Cool」へ突入。大園をセンターに迎えたこの曲では、タイトルどおりクールさが際立つパフォーマンスで会場のBuddies(櫻坂46ファンの愛称)を魅了した。

曲のエンディングでメンバーが床に倒れ込むと、そのまま立体感の強いCG演出をフィーチャーしたダンストラックに移り、山崎天(※「崎」は正式には「たつさき」)がセンターに立つ「半信半疑」で会場の熱気がさらに高まる。さらに、「摩擦係数」では森田ひかる&山崎のWセンターを軸に、アクロバティックなブレイクダンスを交えた圧巻のステージングでオーディエンスを圧倒させた。

◆松田里奈・藤吉夏鈴・田村保乃が意気込み

最初のMCでは、本公演の模様が国内のみならず海外にもインターネット生配信されていることを告げる一幕も。画面の前のBuddiesに向けてメッセージを送ると、キャプテンを務める松田里奈は「皆さんのお陰でBuddiesの輪がどんどん広がっていることを感じる」と日本のみならず海外での反響を喜んだ。

そして、大阪出身の藤吉夏鈴は「こうやって大阪でライブをさせていただけるのもすごく嬉しく思っていますし。この会場にずっと櫻坂として立ちたいなと思っていたので、すごく嬉しく思っています」と口に。田村保乃は「昨日まではこのツアーがずっと続くんじゃないかと思っていた。今日は後悔のないように、全力でお届けします」と意気込んだ。

◆櫻坂46、メンバーの表現力際立つ

その後、「それが愛なのね」でライブが再開すると、メンバーはサブステージで円を作りながらダンスし、客席に向けて笑顔を振りまく。その勢いを「恋が絶滅する日」へと引き継ぎ、会場をダンスホールに一変させたかと思えば、続く「ブルームーンキス」では独特のムードを放つ世界観を構築。曲タイトルにちなんで会場が青いペンライトや照明で包まれる中、サビ前にセンターの森田が放つセリフに対して観客が歓喜に沸く一幕もあった。

さらに、「五月雨よ」では切なさに振り切ったパフォーマンスが展開され、メンバーの表現力の豊かさがさまざまな形で提示されていく。そこから守屋麗奈を中心に据えた「もしかしたら真実」、松田をセンターに迎えたBACKSメンバー楽曲「無念」と最新シングルからのナンバーが連発されると、会場中に温かな空気が充満されていった。

◆櫻坂46、3期生が圧巻パフォーマンス

ライブ中盤に入ると、いよいよ3期生がステージに登場。ダンストラックに乗せてフレッシュなダンスを披露してから、谷口愛季を中心としたフォーメーションで「夏の近道」へと突入すると、一曲入魂と言わんばかりの前のめりな全力パフォーマンスで会場の熱気を急上昇させることに。そんな3期生のステージを前に、コールを送るBuddiesの声量もどんどん大きくなっていく。

3期生一人ひとりの個性が発揮された自己紹介やキャッチコピー披露で場を温めたあとは、1期生と2期生が勢揃いするパワフルな「魂のLiar」、森田のソロダンスに続いて披露されるグループの原点的な1曲「Nobody’s fault」、円形サブステージを覆うLEDスクリーンの中で藤吉が躍動感みなぎるダンスを見せる「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」、センターの田村を筆頭に狂気に満ちたパフォーマンスでオーディエンスを圧倒させる「流れ弾」と緩急に富んだ楽曲が次々に繰り出される。さらに、再び3期生がステージに登場して「Dead end」を披露。

村井優をセンターに据えたこの曲では、完成度の高い先輩たちのパフォーマンスに近づこうとする3期生の気迫が随所から伝わり、彼女たちがすでに櫻坂46にとって欠かせない存在であることを見事にアピールした。

◆櫻坂46、スペシャル編成で「BAN」披露

そんな3期生の熱演を前に、先輩たちも負けていられない。山崎のソロダンスをフィーチャーしたダンストラックから「条件反射で泣けて来る」へとつなぐブロックでは、リフトを使った演出やパワフルな歌声、圧倒的なダンスを交えた貫禄のステージングで、Buddiesの注目を見事に惹きつけた。

さらに、「BAN」では1コーラス目を3期生のみで、2コーラス目以降は1期生、2期生のフォーメーションメンバーが加わるスペシャル構成で披露。3期生パートでは石森璃花がオリジナルセンターの森田とも異なるカラーを放ちながら、堂々とセンターを務め上げる。そんな3期生の熱演を受け、森田をはじめとする先輩たちも一糸乱れぬ高度なダンスで存在感の強さを発揮するなど、この編成ならではの化学反応を楽しむことができ、客席からは惜しみない拍手が送られた。

◆本編ラストには守屋麗奈の儚さ溢れる演出も

その後、ライブもいよいよクライマックスに突入。感傷的なSEに乗せて、ステージ上空から満開の桜の木が登場し、桜の花びらが舞い始める。すると、サブステージから姿を現した守屋がゆっくりとメインステージに向かって歩き出す。そして、守屋がメンバーと合流すると、美しいメロディとサウンドに乗せて「桜月」を華麗にパフォーマンス。

情緒に満ちた歌声と感情が溢れ出すエモーショナルなダンスの相乗効果が、楽曲の持つドラマチックさをより向上させる結果に。エンディングではメンバーに背中を押された守屋が再びサブステージへと歩いていき、上空から降りてきた円形LEDスクリーンに包まれるように姿を消すと、「Thank you Osaka」のメッセージとともにライブ本編は終了した。

◆櫻坂46、新曲初披露

1本の映画を見終えたような充足感と余韻が得られたライブ本編を終え、いよいよアンコールへ。会場内にイントロのベースフレーズが突如鳴り始めると、会場は大歓声に包まれる。先日MVが公開されたばかりの新曲「Start over!」を、満を持しての初披露となった。

センターの藤吉を中心に、感情を爆発させるような、激しくも美しいパフォーマンスが目の前で披露され、会場のBuddiesは興奮を隠せない様子。櫻坂46が新たな歴史を刻んでいく上で、過去と未来をつなぐであろうこの新曲は、今後ライブにおいて欠かせない1曲になりそうだ。

そんな初披露の余韻を引きずる中、山崎の「ツアーファイナルという大事な舞台で新曲を披露することはなかなかないから、本当に緊張していて。配信もあるし海外の皆さんも観ているからドキドキしていたけど、大きな声援と拍手が力になって、本当に満足です」という言葉をはじめ、メンバーが初パフォーマンスの感想を口にする。そして、3期生を交えた「Buddies」では多幸感が最高潮に達し、この日一番の一体感を作り上げた。

最後のMCでは、キャプテンの松田が「キャプテンになって初めてのツアーだったから、リハが始まる前からずっと緊張していて。メンバーに不甲斐ない姿を何度も見せてしまったけど、それも自分にとっていい経験だったなと思う。そしてグループとしても、もっとこうしていきたいとか、もっとこうしなくちゃいけないのかなというものが見えた気がします」とツアーを総括するコメント。

そして、客席が桜色のペンライトで染まる中、最後に全員で「櫻坂を詩」を披露して、2時間半にわたるツアーファイナルを大成功のうちに締め括った。

すべての曲目を終えたあと、新センターの藤吉は「『Start over!』いう楽曲の中で、力強く、自由に生きることが出来て…すごく幸せでした。ありがとうございました。」と涙ぐみながら、声を震わせて自分の表現を口に。同ツアーでの経験や新曲を通して得た手応えとともに、メンバー個々はもちろんのこと、櫻坂46はさらに前進していくことになるだろう。(modelpress編集部)

◆「櫻坂46 3rd TOUR 2023」at 大阪城ホール/セットリスト

影アナ:小島凪紗、山崎天

Overture

1. Cool
2. 半信半疑
3. 摩擦係数

4. それが愛なのね
5. 恋が絶滅する日
6. ブルームーンキス
7. 五月雨よ
8. もしかしたら真実
9. 無念

10. 夏の近道

11. 魂のLiar
12. Nobody’s fault
13. なぜ 恋をして来なかったんだろう?
14. 流れ弾

15. Dead end

16. 条件反射で泣けて来る
17. BAN

18. 桜月

<アンコール>

19. Start over!
20. Buddies
21. 櫻坂の詩

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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