眞栄田郷敦が思う“寡黙な三ツ谷の心情と立ち位置” 結成メンバーとしての場地&一虎への想い<「東京リベンジャーズ2」インタビュー連載Vol.3>
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Vol.3には、“東京卍會”結成メンバーで弐番隊隊長・三ツ谷隆役の眞栄田郷敦(23)が登場。
【写真】眞栄田郷敦、原作に忠実な「東リベ2」三ツ谷ビジュアル
◆北村匠海主演「東京リベンジャーズ2血のハロウィン編 -運命-/-決戦-」
原作は「週刊少年マガジン」で連載されたコミックス「東京卍リベンジャーズ」。2021年7月に劇場公開した映画『東京リベンジャーズ』は、花垣武道(タケミチ)を演じる北村をはじめ、山田・吉沢・眞栄田らが集結したことでも大きな話題に。タケミチが仲間のため、そして自分の人生のために命を懸けてリベンジしていく“胸アツ”ストーリーが人気を呼び、最終興行収入45億円、観客動員数335万人を記録した。
眞栄田は東京卍會に必要不可欠な存在の1人・三ツ谷役。“マイキー”こと佐野万次郎(吉沢亮)への信頼は強く、場地圭介(永山絢斗)と羽宮一虎(村上虹郎)の事件に苦悩するマイキーを静かに見守る。
◆眞栄田郷敦、三ツ谷は「マイキー&ドラケンと全体を繋ぐパイプ」
― 好評の前作を経ての続編となりましたが、以前の撮影時とは違ったプレッシャーなどは感じられましたか?
眞栄田:プレッシャーはなかったです。三ツ谷としてもですが、東卍の色々な新たな一面や根っこの部分を表現できる機会だったので、めっちゃ楽しみでした。
― 眞栄田さんから見た三ツ谷はどのような人物ですか?
眞栄田:めちゃくちゃ仲間想いで、結成メンバーだからこそマイキーやドラケンとも対等に話せるけど、全体で集まっている中では2人を立てて、かつ他のメンバーにも寄り添える。2人と全体を繋ぐパイプというか、中間にいる存在なのかなと思います。
― 東卍メンバーが感情をあらわにする場面もたくさんある中で、三ツ谷は俯瞰で物事を見ることができるタイプでもありますよね。多くを語らない三ツ谷の感情の起伏はどのように表現されましたか?
眞栄田:今回は場地や一虎を中心に色々な問題が起きますが、2人も同じ結成メンバーということで、仲間だからこそどっちの気持ちも理解してあげようとするというのが三ツ谷だなと思っていました。なのでそこは感情的になりすぎず演じるようにしていました。
◆複雑な時系列…眞栄田郷敦が意識していたこと
― タケミチがタイムスリップした10年前、そこからさらに2年戻った結成メンバーの過去編、演じ分けで意識していたことを教えてください。
眞栄田:2年前にどれだけ楽しく仲良く和気あいあいとやっているかが、ストーリー後半の「なんでこうなってしまったんだ」という気持ちに効いてくると思っていました。なので幼くするのに加えて、笑顔の場面も増やしました。
― 今回からの新キャストとなった場地役の永山絢斗さん、一虎役の村上虹郎さん、千冬役の高杉真宙さんは発表時から大きな話題になっていましたが、演じられるお三方の姿を初めて現場で見たときはどのような印象でしたか?
眞栄田:場地は永山さんご自身の雰囲気もあると思いますが、めちゃくちゃ頼れる兄貴という感じがしました。一虎は2年前のパンチパーマの時と現在の両方ともすごくかっこよかったです。千冬は高杉くんの芝居だったからこそ場地と千冬の良い関係性が表現できていたんじゃないかなと思いますし、師弟関係というか、あの2人の関係性がすごく好きです。
◆眞栄田郷敦、印象的だった村上虹郎の芝居
― 結成メンバーの場地と一虎は今回からの登場ですが、時系列的には前作よりも前から三ツ谷と深い繋がりがある関係性ということで、その絆を表現するためにお二人と話し合われたことはありますか?
眞栄田:それはなかったです。テストの時から「もうずっと一緒にいたんじゃないか」と思うような雰囲気でしたし、皆それぞれが自分の立ち位置をちゃんとわかってやっていたので、全然違和感なく演じました。
― 眞栄田さんご自身が特に印象に残っているシーンを教えてください。
眞栄田:原作でも印象に残っていたのが、事件後の一虎が狂っていってしまうところでした。「これが実際に映像になったらどうなるんだろう」と楽しみにしていたのですが、虹郎くんのお芝居がめちゃくちゃ良くて。最初の期待値の高さも含めて好きです。
◆眞栄田郷敦の夢を叶える秘訣
― 東卍メンバーはお互い“命を張ってでも守る存在”ですが、眞栄田さんが“絶対に守りたいもの”を教えてください。
眞栄田:今の環境かもしれないです。仕事もプライベートも好き勝手やらせてもらっているので、これからもあんまり縛られたくはないなとは思います(笑)。
― 今夢を追いかけている読者へ向けて、眞栄田さんの“夢を叶える秘訣”もお伺いしたいです。2020年には「努力は前提として、僕は縁を大切にするようにしてます」と答えてくださったのですが、そこからさらに大切だなと感じたことはありますか?
眞栄田:あんまり夢が叶ったことがないのでわからないのですが…う~ん、そういう意味では変わらないです。やっぱり自分1人では絶対叶えられないので、人は大切にするべきだなと思います。
― 今の眞栄田さんの“夢”とは?
眞栄田:人生を楽しむことです。
― 素敵ですね!では最後に、映画を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。
眞栄田:今回は1からキャストも増え、東卍のルーツが描かれています。原作でも人気のあるエピソードですが、それに忠実ではありながら、原作に負けない、人が演じるからこその魅力も詰まっています。原作ファンの方はもちろん、読んだことがない方もエンタメ映画として観ていただけたら嬉しいです。
― 貴重なお話をありがとうございました。
(modelpress編集部)
◆眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)プロフィール
2000年1月9日生まれ、アメリカ合衆国カルフォルニア州ロサンゼルス出身。『小さな恋のうた』(19)でデビューを飾り、映画出演作に『午前0時、キスしに来てよ』(19)、『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』(21)、『カラダ探し』(22)がある。またドラマも『私の家政夫ナギサさん』(TBS系/20)、『プロミス・シンデレラ』(TBS系/21)など、数々の話題作に出演。『星になりたかった君と』(日本テレビ系/21)で地上波ドラマ初主演を飾り、その後も『キン肉マン THE LOST LEGEND』(WOWOW/21)、『カナカナ』(NHK/22)で主演に抜擢。2022年の『エルピス -希望、あるいは災い-』(カンテレ・フジテレビ系)の出演でも注目を集めた。
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