天海祐希「第48回菊田一夫演劇賞」受賞で感激「大変な時期もございました」感謝語る
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モデルプレス/ent/wide/show
【写真】舞台「ハリポタ」など「第46回菊田一夫演劇賞」受賞者一覧
◆天海祐希「菊田一夫演劇賞」受賞で感謝
「広島ジャンゴ 2022」の山本/ジャンゴ役、「薔薇とサムライ 2―海賊女王の帰還」のアンヌ役の演技で菊田一夫演劇賞を受賞した天海は「いただくことができて、本当はものすごく驚いていますし、とても恐縮しています」とコメント。
「まず『広島ジャンゴ』にかかわってくださったすべての皆様、キャスト・スタッフの皆様、そして『薔薇とサムライ 2―海賊女王の帰還』にかかわってくださったすべての皆様、スタッフ・キャストの皆様に心から感謝申しあげます。そして劇場に足を運んでくださった、たくさんの皆さん。いろいろと難しい時期ではありましたけれども、皆様足をお運びくださったこと、心から感謝しています」と語った。
また「やっぱり演劇って生ものですから。生の人間が演じ、そして生の人間が客席で見てくださるというものになります。大変な時期もございました。今もいろいろと大変なことはまだまだあると思いますけれども、その時に何もできない自分に対しての絶望感をもちろん感じました。しかし人間の可能性、そして舞台の可能性、たくさん感じることもできました。そこに希望をもって千秋楽まで走ることができました」とコロナ禍での上演の日々を回想。
続けて「その舞台2つでこのような素晴らしい賞をいただけたこと、心から感謝しています。そしてまだまだ自分でも精進していきたいと思いますし、たくさんの方に楽しんでいただける舞台を作っていきたいなと心から思います。本日は本当にありがとうございました」と笑顔を見せていた。
◆望海風斗、先輩・天海祐希への愛告白「一瞬で恋に落ちました」
「ネクスト・トゥ・ノーマル」のダイアナ役、「ガイズ&ドールズ」のミス・アデレイド役、「ドリームガールズ」のディーナ・ジョーンズ役の演技で菊田一夫演劇賞を受賞した望海風斗は、体調不良により欠席となり「この度は素晴らしい賞をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。授賞式に出席したら実感がわくのだろうと、この日を楽しみにしておりましたが、残念ながら出席が叶わず、とても悔しいですし、申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメント。
そして「『ネクスト・トゥ・ノーマル』のダイアナ、『ガイズ&ドールズ』のアデレイド、『ドリームガールズ』のディーナ、どの役も一人で作り上げたのではなく、カンパニーの皆さんのおかげで、それぞれの人物を息づかせることができたのだと思います。皆様に感謝申し上げたいです」と語った。
さらに望海は「ここからは個人的な話になりますが、私は小学生のころに初めて宝塚歌劇を見に行って、天海祐希さんに一瞬で恋に落ちました」と明かし、後輩のコメントに耳を傾けていた天海は照れ笑い。望海は「天海祐希さんみたいな男役になりたいと夢見て、今から20年前に宝塚で初舞台を踏みました。私をこの世界に導いてくださった憧れの方と今日同じ場所に出させていただけるなんて信じられないという思いが強すぎたのかもしれません。こんな大事な時に健康管理をできない自分が、とても情けないのですが、この悔しさをばねに、そしていただいた賞を支えに、これからも一つ一つの作品・役に真摯に向き合い続けたいです。ありがとうございました」と続けていた。
この日は菊田一夫演劇大賞を受賞した舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」上演関係者一同(舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の高い舞台成果に対して)を代表して株式会社TBSテレビ代表取締役社長の佐々木卓氏、ホリプログループ会長の堀義貴氏も出席。「スラムドッグ$ミリオネア」「ザ・ビューティフル・ゲーム」の上演台本と演出の成果で菊田一夫演劇賞を受賞した瀬戸山美咲氏、永年の舞台におけるアクション指導の功績に対して菊田一夫演劇賞特別賞を受賞した渥美博氏も登壇していた。(modelpress編集部)
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